今年のお正月映画は例年になく不作(興行的側面というより、作品クオリティとして)の予感。中でも邦画の目玉が「SPACE BATTLESHIP ヤマト」とは・・・以前にも書いたかも・・・ですが、「宇宙戦艦ヤマト」好きだったんですよ。だからどうしても、ジャニタレ使った実写映画が受け入れられなくて・・・少し前に藤商事のパチンコで「宇宙戦艦ヤマト」が発売され、そのCGクオリティがあまりに素晴らしかったため、私は切にフルCGでのアニメーション化を期待していたのですが、結果製作されたのは未来のお話しの『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』となって、残念な思いをしました。今、劇場版の最初の二作をフルCGでアニメ化したら、ワールドワイドにおいても大きなビジネスチャンスになるだろうと思います。特にヤマトは、ハリウッドのSF映画に大きな影響を与えています。「スター・ウォーズ」しかり、「インデペンデンス・デイ」しかり。ID4のエイリアンは、もろ白色彗星をイメージしたものと思われます。
まあそんなことはともかくも、実写版・・・これはヤマトとしてではなく、キムタク映画として鑑賞すれば良いということですね。
試写会の反応などを聞いてみると・・・あれ?ガミラス星の宿命のライバルや他の星の人たちってどうやって描いているのだろう???なんていう素朴な疑問が・・・だって肌の色も違うし、アニメだとヒロイン(イスカンダル星のスターシャ)は松本零士先生ならではのメーテルのような絶世の美女だから、日本人に演じられる女優は果たしているのかどうか・・・と思っていたらどうも登場しないみたいですね・・・正確に言うと設定としては存在しているけど俳優が演じていないらしい・・・一部の敵主要キャラクターはCGで「影」で出てくるとか・・・それって「仮面ライダー」のショッカー首領と同じじゃないの・・・なんて。
公式HPでのキャストを見ると登場人物は、すべてヤマトの乗組員がメイン。すなわち基本的に船内のドラマなんですね。つまり船内と観客=お茶の間しか存在しない。これってTV的な作りではないですか。それでふと製作委員会の面々をチェックすると、やっぱりいましたTBS!!!もはや映画と赤坂サカス事業でしか稼ぐ手段の無いテレビ局ですが、コンセプトが「Rookies劇場版」と全く一緒。存在するのは主人公と観客だけ。そこに登場すべき大切なライバルのバックグラウンドやドラマなどまったく存在しない・・・これこそTBS特有の映画なのだ。
ストーリーは、いろいろと物議をかもした「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のテイストらしい。いわば「特攻」ですね。本当かな?「特攻」の是非が問われて、TVアニメ「宇宙戦艦ヤマト2」では、メインのキャラクターは生き残り、その後の続編へとつながっていくわけですが、「泣きがなくちゃあ、泣かせなくちゃぁ、客は呼べないよ」という東宝さんの圧力があったのでしょうか・・・終末観あふれるエンディングが待っているかもしれません。まあここまできたら見に行ってみようかな。後学のためにも。そして結果として、オリジナル版のアニメが再評価され、この映画自体が無かったことになるのではないかと思います。

必見!藤商事パチンコ「宇宙戦艦ヤマト3」

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