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出てこい第2のリーチ・マイケル!大学ラグビー改革、“外国人枠”拡大へ
サンスポの記事より。
ゴールはW杯、W杯後の日本代表として活躍できる外国人選手の育成とのこと。
協会の戦略やマネージメントについては、大学選手権や日本選手権の制度改革にしてもそうだけど、目先の対症療法的なものが多く、中長期的な目標を設定した戦略などを考慮した施策を目にすることはあまりないのですが…今回は、どの程度、本気度があるのかどうか。
日本代表が世界ランキングを上げた要因の一つは、外国人選手の活用にほかなりません。
サイズやフィットネスで他国と肩を並べるくらいまでになったのですから。
なので日本代表選手として将来活躍してくれるであろう選手を早期から育成するのは正論です。
ただ、その舞台が大学で良いのかどうか。海外強豪国のプレーヤーの年齢の若さを考えれば、高校からの育成も考える必要はあるのではないか、なども思ったりします。
ただ、今回の"改革"については、片面から見れば、外国人留学生に消極的な"伝統校"と呼ばれる大学に対して、協会がボールを投げているようなものかもしれません。「"伝統校"と呼ばれるあなたたちも、そろそろ真剣に外国人留学生を考えるタイミングでは?」と…。「そうでないと、これまでに積極的に活用している大学は、(今後の協会の改革による支援もあるだろうし、出場人数などの規制撤廃もあるから)さらに強化して、もっと強くなってしまいますよ。それでいいのですか?」というメッセージが含まれているのかな。
さあ、早慶明、同志社。どうする?
それによって実質、出場枠が減るかもしれない国内の学生選手たちのことも、真剣に考えないと。
細かいことを考えるとキリがない話にもなりそう。例えば、建前で言ったら、大学は勉強するところ。外国人留学生はスポーツだけやっていればいいのか(これについては外国人留学生に限ったことではありませんが)、それとも本人の希望や志向に合った学部・学科でしっかり勉強もして単位を取ることも課すのかなど。スポーツの質と学力の質とのバランス、それに対応した環境の整備など、前向きに取り組もうとする大学に結局アドバンテージが出てくるのか。あとは"伝統校"が価値観を変えることができるか。
 日本協会が、大学改革に着手する。3年後に迫るW杯日本大会、そしてW杯後の大学世代の強化、育成などを目指した特別委員会を年明けにも発足する。
 従来は、関東協会内の大学委員会が日本協会の機関を兼ねる組織と位置づけられてきた。だが、今季は大学選手権の方式が変更され、21日の同協会理事会では来年度の日本選手権で大学チームが除外される見通し。日本協会関係者は「さまざまな変化、改革の中で、大学ラグビーの“あり方”を考えていく必要がある」と語り、同協会が主導的な立場に立って大学ラグビーの変革を進める意向だ。
 新委員会の顔ぶれは大学選手権7連覇中の帝京大など今年度大学選手権に出場した強豪校や、早慶明伝統校の指導者ら10人前後の見込みだ。
 来年度へ向けた検討課題のうち大きなものに、外国人(留学生)規約がある。大学公式戦では外国人選手の出場は原則2人に制限されているが、特例など不明瞭な部分もある。日本協会関係者は「3年後にW杯が日本で開催される。国際化の時代に、外国人という理由で大学公式戦の出場が制限されるのは閉鎖的という声もある」と、柔軟性、透明性のある新たな規約作りを求める。
 日本代表入りの条件は、「継続的な3年間の日本滞在」。外国人枠の拡大は、そのまま外国人選手のレベルアップにつながり、最終的には地元開催の19年W杯日本代表の強化となる。第2のリーチ マイケル(28)=東海大出=の発掘へ。大学ラグビー界が、一丸となってW杯に向かう。