
色んな研修ラッシュで映画やDVDも観る暇もない1か月でしたが…ようやく時間ができたのでTSUTAYAで何枚か借りてきました。
いちばん観たかったのが『マネー・ショート 華麗なる大逆転』。今年度のアカデミー賞ノミネート作品。
リーマンショックの裏側でいわゆる"逆張り"に賭けた男たちの群像劇。ジャンルで言うと社会派なのでしょう。実話と謳っているし。
映画のレビューなんかで、金融専門用語がいっぱい出てくるので理解できないというコメントが多かったが、確かにその通り。でもあまり気にしないで観るのが良い。
"マネーゲーム"的な邦題がついてしまって混同しやすいけど、格付けで絶対安定と国家や格付け機関がお墨付きを与えてきたサブプライムローンの破たんを予期した投資家たちが、債権の空売り(ショートのポジションで大きく勝負して、予期した通り大暴落したところで安く買い戻して利ザヤを稼ぐ)で一山当てようとする話だと大雑把にとらえるといいのだけど、そのプロセスで情報を隠蔽している国家や格付け機関、金融機関に対しての警鐘も鋭く盛り込んでいるというお話。
リーマンショックものと言うと、『マージン・コール』という未公開作品もある。ケビン・スペイシー主演、デミ・ムーア、ジェレミー・アイアンズ等ベテラン俳優や若手俳優もたくさん出ていて未公開には惜しい作品。こちらは金融機関側から描いたお話し。債権暴落の予兆に気づいた若手ファンドマネージャー、それを知って会社存亡の危機を悟った危機管理担当の上司。さらには会社存続のために市場が明ける前に、すべて売ってしまえという経営陣との確執を描いたシリアスなドラマ。見比べてみるのも良し。
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