
ハリウッドの名優ながら、私の世代の日本映画にも数多く出演された俳優ジョージ・ケネディさんがお亡くなりになりました。謹んでお悔やみを申し上げます。
やはり私にとって印象深いのは邦画では角川映画の『人間の証明』の刑事役です。松田優作演ずる棟居刑事の相棒であり彼の父の敵でもあるという役で映画のラストシーン(廃墟ビルでの最期)は心に残ります。
その後も同じく角川映画の『復活の日』にも出演しました。挑戦的でスケール感のある古き良き角川映画の時代でした。
洋画では『大空港』『エアポート』シリーズなどのパニック映画とともに、個人的に好きだったのは『ゴースト/血のシャワー』の不気味な船長の役。そして私がレンタルビデオの仕事で関わった『裸の銃を持つ男』シリーズでしょうか。名優が次々に鬼籍に入られるのはとても残念です。
コメント
コメント一覧 (4)
金田一映画もそうですが、この作品も戦争の傷を色濃く反映した作品ですよね。
アメリカでの捜査を終えて帰る時に、鏡に映ったジョージ・ケネディに向けて棟居が銃を撃つシーンが棟居なりの過去との決別だったのかもしれません。
廃墟でヘイワードの父の死を看取った後に刺されてしまうなんて、かなり悲劇的な終わり方で心に残りました。
大滝さんは、金田一映画では犯人の重要な過去を金田一に教えてやり、解決の糸口を作る語り部の役とされていますが、ここでもそのイメージを持ちながら、西条八十の詩集のことを居酒屋で語ってましたね。
残念ですね。
棟居は、あの手首の入れ墨で気付くのでしたよね。
ラストで刺した黒人の、日本びいきめ!という言葉で彼は日本で犯した事を悔やんでいたのだと言うことがよくわかります。
しかし大滝秀治さん、少ししか出番がないのに、いい仕事しますね。