
今週末は、セカンドステージの第2戦。だんだん冬らしい気候になってきたので、防寒対策をしっかりしないと観戦が厳しくなりますね。
来年からスーパーラグビーへの参戦もあり、大学選手権のシステムも出場枠を減らしたりして日程を短縮するようです。まあ、個人的に嫌いな現在の"アドバンテージ・ポイント"付セカンドステージは早々に廃止した方が良い派なので従来のトーナメント形式に戻せば良いと思います。本来、3試合戦う興行的価値や関係者の負担なども総括されるべきなのでしょうが…
よって"アドバンテージ・ポイント"付セカンドステージ制について触れるのはこれが最後になるかもしれません。この仕組み、個人的視点から見れば、関東対抗・関東リーグ・関西リーグの各校から均等に1校ずつベスト4に進めるように"配慮"された仕組みだと思います。大学選手権での各地域グループが残した結果に関わらず、毎年各グループの上位3校には均等なアドバンテージポイント(3-1点)を与える。そうすれば、普通に関東対抗・関東リーグ・関西リーグの1位の大学がセカンドステージを2勝1敗以上で乗り切りさえすれば、ほぼ高確率でベスト4に進める。残りの1枠は関東対抗・関東リーグ・関西リーグの2位のチームで奪い合えばいいという目論見です。2009-2011年、帝京が3連覇し、東高西低がより際立ってきたのを協会が配慮したのでしょうか…表向きの建前は、試合数を増やしてチーム力の底上げを図るというものでしたが、本音は低迷していた関西リーグを中心とした対抗戦グループ以外の救済だったのかもしれません。ただこれまでの3年間は"配慮"された通りの結果にはならなかった。理由は関西勢(特に1位、2位)が東高西低の壁を破れなかった事、そして対抗戦勢の健闘だろう。
セカンドステージ制のシステムの下では1敗したらほぼベスト4進出の可能性が無くなる3-5位の大学(特に対抗戦勢)が健闘し、ベスト4は、2012年(対抗戦3、関東リーグ1)、2013年(対抗戦4)、2014年(対抗戦3、関東リーグ1)という結果に…。関西1位、2位の大学がことごとく負けまくったので、システムのメリット=アドバンテージを享受する以前に終わっていたという話だったというわけです。
ただ今年は、1敗したらほぼ終わりという3-5位の大学で"天敵"だった対抗戦の早慶筑が負けてしまったので、にわかに一部では盛り上がっているようです。ベスト4進出への期待のステージが妄想⇒夢⇒希望⇒現実へと上がっていく中で、希望と現実の間くらいまで近づいてきたからでしょう。それを最終節第3戦まで面白くさせるのは、対抗戦勢の役割なのですが、果たしてどうなることやら。個人的には、ベスト4は対抗戦2、関東リーグ1、関西リーグ1もしくは対抗戦2、関東リーグ2あたりになるのかなと予想しています。面白いのは対抗戦2、関西リーグ2。このパターンは、しばらくなかったと思う。
■A組
帝京1確揺るぎなし。中央が今週末、法政に完全勝利してしっかり2位で追いながら最終戦での対決までもつれさせないと、このグループはつまらなくなる。よって第2戦は中央に注目。
■B組
早稲田は、かなり厳しい状況に置かれている。今週末の東海 vs.天理が「引き分け」とかのレアケースが生まれて、かつ天理 vs.朝日大でこれまた「引き分け」とか朝日大が勝つような他力本願に頼まざるを得ないところまで追い込まれている。結果、各チームのモチベーションにもよるが、東海 vs.天理の勝者がベスト4進出に近づく。東海が勝てば早稲田のベスト4進出はなくなり、天理は最低2点以上のポイントを取って、東海 vs.早稲田戦で早稲田の勝利を待つ状況を作っておかないと厳しい。東海 vs.天理は中々読めない。天理はペナルティ等で自陣に多くいるようだと東海のFW戦に屈する可能性大。反則をできるだけ自重して、外国人選手を中心にアタックで相手陣でどれだけ戦えるかにかかっている。
■C組
"天敵"の筑波と慶應がともに負けたので、同志社、大東大が圧倒的に有利になりました。
ここは筑波次第かな。筑波が大東大戦の敗戦からリセットして、きちんとチームを立て直して残り2試合を大差で完勝すると少し面白くなる。これには慶應も復調して、大東大に勝つという"援護射撃"も必要になってきますが。見どころは同志社のホームゲームで筑波が厳しく戦えるか、これがすべて。勝てばほぼ同志社がベスト4進出有力になると思われる。
結局のところ対抗戦勢がしっかり意地を見せるか、同志社と大東が勢いでこのまま勝ち抜くかで、見方が変わる"死のC組"ということでしょうか。
■D組
先週末敗れた京産大、立命館がポイントを加算していないので、実質、明治 vs.流経大の一騎打ちでベスト4の行方はほぼ決定(勝利チームが6点、負けチームが0点のケース)。お互いが怪我で欠いているメンバーの復帰等にもよるだろうが、明治有利と見ます。流経大はリーグ戦でも上位のチームに対しては失点が多く、先日の立命館戦でも相手のアタックに対してはディフェンスも悪く失点も多かった。明治が受けに回らず終始攻めることにフォーカスすれば、ディフェンスの堅い明治の勝利は見えてくる。両校ともに負けたら終わりの試合です。
コメント
コメント一覧 (4)
流経大に対してはマークすべき選手が明確なので、明治としてはしっかりと対策を立てて臨みたいところです。
春季大会は"ノープラン"で戦った試合なので参考になりません。
先週の立命館との試合で相手の強み・弱みをスカウティングして、しっかり勝ち切ってもらいたいです。
会場はバスの本数が少ないところですが、小旅行気分で観戦に行こうと思います。
いつも楽しく読ませてもらってます。
明日はいよいよ祇園ではなくギオン決戦ですね。私は自宅で観戦予定です。さて流通経済と立命館の試合は立命館の入りがよく流通経済が受けてしまったので忘れて後半の流通経済が本物と見て戦いたい。明治についてはスクラムで重圧をかけ、フォワードやエイトのサイドアタック、バックスでトライをとりたいし、相手ボールならターンオーバーやペナルティを誘発させたい。
ディフェンスはリロードをしラインディフェンスが乱れないように。外国人留学生、合谷選手をキッチリマーク。立命館との違いは今の明治は走れるので、後半の失速はないので前半積極的に行ければ問題ない。
ここで受けたり、失点を重ねると悪い波に呑まれかねない感じです。
ご指摘のように、常に攻める気持ちで前半からエンジン全開な試合で良いと思います。
筑波は圧勝しないと厳しいですが、ここから奮起を期待したいと思います。
流経戦は最大の山場、健闘を祈るばかりです。
先週のカードを観る限り、勝ちにこだわり過ぎて、ゲーム運びが固くなりすぎな
試合が多いですね。
大東の様に、チャレンジャーで思い切りのいいプレーは壮観でした。
筑波もこのままでは引き下がらないでしょうし、天理もチャレンジしてくるでしょう。
今回は、2試合目が好カードが多いので、オンタイム観戦は明治に絞ります。
Jスカイスポーツ4はオプションで、明治戦のある時だけプラスして観てます。