
今日は1年の中でも「晴れの特異日」なのだが、珍しく雨と曇りの中間のような天気。
伝統の早慶戦は32 vs.31で早稲田の"劇的(?)"逆転勝利。
慶應が勝てば明治の2位(選手権進出順位としての)が確定して、明治は明早戦を迎える。早稲田が勝てば、明治は明早戦を勝利すれば2位、負ければ3位(選手権進出順位としての)となるのだが…
試合内容としては、かつての早慶戦の熱い戦いというレベルではなかっただろうが、両校の意地のようなものが僅差でロスタイムまで引っ張った感じだ。
ボールの支配率からみれば早稲田だったが、vs.筑波戦の時のように、慶應が効率よく得点できるようなシチュエーションが多くあったので終盤ロスタイムでは、慶應がリードする展開に。慶應はうまく逃げ切れる流れだったのに、最後のゲームプランで選択を誤ったように思う。PGで5点差にするか、もしくは最後の攻撃はトライを取りにいく攻めのどちらかだったはずだが、慶應は敵陣深く最後まで"継続"するというようなプレーだった。もう少し愚直にトライにこだわっていたら、FWが単で孤立することはなかったのだろうけど…。あとはGK2本の失敗が響いた。早稲田もやっぱりしぶとい。でも明治は恐れるに足らずだろう。明治はセットピース対策中心で良いと思う。もし仮に藤田一人にやられることがあったら、今年の明治はそこまでのレベルということで、選手権に期待する意味がなくなる。
これで明早戦は2位を決める大事な試合となる。この方が、明治としても緊張感があっていいだろう。
ただ"伝統の一戦"などという定義を意識し過ぎずにいられるかどうか。
よって明早戦前日のジュニア選手権の決勝に進んだ場合は、メンバー選定は少し苦慮するだろうが、対抗戦をプライオリティの優先順位として考えるべきだ。
今日の早慶戦のようなレベルに明治は付き合う必要はない。今までの基本プレーとチームのポリシーに忠実に戦うことで勝利を呼び込めるはずだ。
<週末の結果>
■関東大学対抗戦A(第12節)
・慶應義塾大 31 - 32 早稲田大
■関東大学リーグ戦1部(第10節)
・大東文化大 41 - 38 法政大
・山梨学院大 3 - 97 中央大
・東海大 38 - 31 流通経済大
・専修大 19 - 34 拓殖大
■トップリーグ(第2節)
・NEC 12 - 46 神戸製鋼
・リコー 18 - 24 Honda
・サントリー 55 - 14 クボタ
・ヤマハ発動機 43 - 0 豊田自動織機
・キヤノン 34 - 17 NTTドコモ
・パナソニック 47 - 27 近鉄
・コカ・コーラ 18 - 35 トヨタ自動車
・東芝 13 - 37 NTTコム
(※文中の固有名詞(選手名等)は敬称略とさせていただいております。)
コメント
コメント一覧 (8)
早稲田戦は、まずは気持ちで負けないこと。あとは基本プレーを大切に、今年やってきたことを忠実に体現できれば良いのではないでしょうか。
今年のメインテーマがセットピースですが、ここがイマイチ、現時点でソリッドではないのでチームとしてチャレンジしてもらいたいと思います。
記事の通りだと思います。
早稲田戦は、まさに自分たちのラグビーを貫けるかどうかでしょうね。
帝京戦は意識が強すぎて、凡ミスもありましたが、ブレイクダウンでは健闘出来ました。
ディフェンスも機能しましたし、バックスの展開は見事でした。
但し、キックオフの処理、セットプレーの整備は課題です。
あくまでも目標は、大学選手権決勝でもう一度帝京と戦う事、それまでの貴重な
準備期間として、一戦一戦をクリアして欲しいと思います。
雑感失礼しました。
これからも記事を楽しみにしています。
明早戦は、明治は冷静な試合運びをできるかどうかですね。
早稲田がFW戦を仕掛けてきて、何となく会場の雰囲気が「明治もFW戦で意地を見せろ」的な感じになっても、熱くならないで局面の判断を正しくできれば問題ないと思います。
今年の明治はFWとBKの役割が明確になっている良いチームです。したがって、変にFW戦にこだわらず、セットピースをきちんとこなしていく展開で80分間ゲームを支配できるかにかかっていると思います。そこに今年の成長が見えるのではないかと思います。
私も一言お話しさせてください。早慶戦を観て思ったことは、明治帝京戦を3回観た後だったからかもしれませんが、スピード感の無さでした。球出しもパスの速さもレベルが違て見えました。私も明治が悪癖を出さず、現状の早稲田のレベルにお付き合いしなければ、完勝できるのではないかと思います。ほんと通過点として早明戦を戦い、大学選手権を勝ち抜き、決勝で帝京と再度素晴らしい試合をして欲しいです。その結果優勝すれば最高だなーと思います。
2000年代から明早戦の戦績は良くない明治ですが、今年はしっかり勝ち切ると思います。
選手権で勝ち進むためにも、ベストメンバーが揃った早稲田にしっかり勝つということがとても意味あるものだと思います。
週末のジュニア選手権から、チームとして良い流れに乗ってもらいたいです。
早稲田はやはり整えて来ました。WTB本田君が戻ると更に戦力が上がりますね。
早明戦は特別で双方少しでも油断した方が負けることは過去の試合結果が証明しています。
ここ10年で明治は2勝。
杉本晃一主将時、対抗戦は6位に沈みましたが、圧倒的な戦前予想の不利を覆して勝ちました。
(負けた早稲田は、その後選手権で優勝しました。)
逆に、戦前ではかなり有利と思われた竹内主将 (1年早明戦96-0のメンバーが4年生)の時は、ラストプレーで辛くもサヨナラトライ&ゴールでの勝ち。
実力上位と思われた方が同点、または敗れた試合が、代表的な81年等、90年代の明治優勢の時代でもありました。
今後は流経、東海、そして1月10日の帝京と対戦することになると思いますが、後の試合よりまず、宿敵早稲田に対して真摯に激しく悔いの無きよう挑んでほしいです。
また、28日のジュニア準決勝も早明戦のメンバー入りをかけた部内の競争がありそうで楽しみです。
今日の早慶戦は、ある種、早稲田のしぶとさやいやらしさみたいな片鱗が見えたかもしれないですが、今年の明治は、それも凌駕するチーム力があるものだと思っています。"伝統の一戦"というものにこだわり過ぎずに、選手権までの通過点として選手が試合を楽しんでプレーできるかどうか、ここに集約されるのではないでしょうか。
何と言っても、明早戦まで選手が負傷しない事を祈るばかりです。