結局、予想したとおりまた変わるみたいですね・・・目的やゴールが抽象的だと得てしてこうなるという典型では。
強化に満足も選手権新方式は修正へ/大学選手権(サンスポ) 
全国大学選手権決勝 (13日、帝京大39−22筑波大、国立競技場)この日の観衆は2万50人。2004年の実数発表以降最少だった昨季の1万4,407人より増加した。「もう少し集めたかった」と話した日本協会・矢部達三専務理事は、今季から導入した大学選手権の新システムについて「(ステージ制にして)試合数が増えて選手の強化はうまくできた。初の試みで問題点もあるので、協会内で検討して2、3月の理事会までには新たな方式も提示したい」と修正に積極的な姿勢を見せた。

何を持って強化に満足できたのか?個人的には甚だ疑問である。試合数が多ければ、強化に繋がるというのなら、もしワールドカップを見据えるならトップリーグと大学の上位チームの交流戦の方がレベルアップになるはずだ。もちろんスケジュール調整等、色んな課題はあるのだろうが。
大学だけで試合数が増えて果たして良かったのか。対抗戦勢は最終節から準決勝まで5週連続でのゲームを強いられた。
逆に関西や関東リーグ戦の下位チームは、試合数が増えて、伝統校とのカードも含まれたりと、彼らのファンからすれば楽しみが増えたことは事実だろう。ただもしそうなら、それは春季リーグや交流試合のようなものをプレシーズンに実施すればよいことで、選手権の中で組むのはどうなのかと思う。セカンドステージの第三節は、準決勝進出に絡んだゲームは8試合中3試合。残りは“消化試合”であった。負ければ終わりというスリリングな興味と各グループから進出できるのが1チームというルールがどこかかみ合っていなかった。更に“アドバンテージ・ポイント”なる愚策がそれをつまらなくさせたと言える。トーナメントではないリーグ形式なのに、実質1回負けたら終わりのパターンだった。だから消化試合が増えた。
各地域リーグのご都合もあるから、実力に応じて出場できるチーム数を減らせとは言わない。ただ1回戦は、負けたら終わりで予備トーナメントにして、そこで勝ち抜けたチームで総当りにして(2~4グループに分ける)、各グループ上位2チームを決めたらそこから先はベスト8なりベスト4でトーナメントにしてやれば良いのではないか。
総当りリーグは、“アドバンテージ・ポイント”無しの勝ち点制で良いと思う。

国立競技場が不入りなのは、「準決勝」や「決勝」の試合を観に来るのではなく、贔屓のチームを観に来るのが今の大学ラグビーだからでしょう。だからチケットを勝って持っていても、お目当てのチームが出てこなければ会場には行かないというファンが多い。「準決勝」や「決勝」がレベルアップされた、これぞ大学ラグビーの魅力溢れるゲームだと思わせるマーケティングが絶対必要だ。これは一朝一夕には決してできないことだけど、しばらく帝京優位の時代が続くとなると絶対考えておかなくてはいけない戦略である。帝京は素晴らしいチームに成長したが、彼らの人気だけでは会場を満員にはできないのだから。それを言うと対抗戦グループの試合が一番メリハリがあってうまくいってはいるのだが、伝統校 vs.帝京や筑波の新勢力の戦いをもっと面白くPRして集客のテストマーケティングをしてみるのも一案ではある。