昨日はDVD鑑賞の一日。観たのは1960年代に製作された「まぼろしの市街戦」。タイトルから想像するに戦争映画チックなイメージだが、立派な反戦映画で、実はカルト的な人気がある作品らしい。公開当時は全く話題にならなかったのだが、ベトナム戦争が起こり、アメリカに反戦運動が起こった時、改めて見直され、5年もロングラン上映されたと聞く。
作品は、フランス映画のエスプリ漂うとてもファンタジックな映画だ。第一次大戦下、フランスから撤収するドイツ軍が、あとからやってくるイギリス軍を叩き潰すために大掛かりな時限爆弾を仕掛けて街を去っていく。気付いた市民がイギリス軍に通報し、市民は全員退去。ところが残された精神病院の患者たちが、病院を抜け出して街で楽しい暮らしを謳歌し始める。イギリス軍は、フランス語が話せるというだけで、通信兵を爆弾解除目的で送りこむが、患者たちは彼を「ハートの王様」(これが原題)と奉り、にぎやかに暮らし始める。
ラストシーンに至るまで、笑いいっぱいのファンタジーながら、ラストは「奇跡の反戦映画」と言って過言でない痛烈なメッセージが込められている。人間の尊厳、命の重さがリアルに伝わってくる。
この映画、吹替版で観る事を薦めたい。名だたる声優陣が、最高のパフォーマンスを魅せている。富山敬(ヤマトの古代進)、雨森雅司(バカボンのパパ)、小原乃梨子(ドロンジョ様)、故・広川太一郎(Mr.ブー、BOND他)等が超豪華。
いい映画に出合ったと実感させる一本。
![まぼろしの市街戦 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51zxJY05ZkL._SL160_.jpg)
まぼろしの市街戦 [DVD]
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作品は、フランス映画のエスプリ漂うとてもファンタジックな映画だ。第一次大戦下、フランスから撤収するドイツ軍が、あとからやってくるイギリス軍を叩き潰すために大掛かりな時限爆弾を仕掛けて街を去っていく。気付いた市民がイギリス軍に通報し、市民は全員退去。ところが残された精神病院の患者たちが、病院を抜け出して街で楽しい暮らしを謳歌し始める。イギリス軍は、フランス語が話せるというだけで、通信兵を爆弾解除目的で送りこむが、患者たちは彼を「ハートの王様」(これが原題)と奉り、にぎやかに暮らし始める。
ラストシーンに至るまで、笑いいっぱいのファンタジーながら、ラストは「奇跡の反戦映画」と言って過言でない痛烈なメッセージが込められている。人間の尊厳、命の重さがリアルに伝わってくる。
この映画、吹替版で観る事を薦めたい。名だたる声優陣が、最高のパフォーマンスを魅せている。富山敬(ヤマトの古代進)、雨森雅司(バカボンのパパ)、小原乃梨子(ドロンジョ様)、故・広川太一郎(Mr.ブー、BOND他)等が超豪華。
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