劇場版「相棒」が予想通りの好調な滑り出しだ。すっかり忘れていたのだが東映は「男たちの大和」が51億円を稼いでおり、それを超えるかどうかというラインまできているらしい。劇場公開後もTVでの再放送は続いており、ついつい録画しておいて、帰宅後にチェックするという習慣までついてしまった。興行的には全体的に昨対で成績がシュリンクしている映画界の「救世主」となっているのだから、貢献度は高いだろう。しかも301スクリーンでのこの記録は凄い。洋画の大作だったら700-800スクリーンは優に確保するし、中堅レベルでも400スクリーン台はザラだから、一館あたりでのパフォーマンスの高さを裏付ける結果となっているのだ。恐るべし。
『相棒』ゴールデンウィーク興行の救世主に
2008/05/07
『相棒−劇場版−』が、今年のゴールデンウィーク(GW)興行を救った。
同作は、全国規模公開の作品としては連休最後となる5月1日に公開され、5日までの5日間ですでに興行収入12億円を突破。最終的に、東映の配給作品としては興収発表となった2000年以降ではトップの『男たちの大和 YAMATO』(51億1000万円)に肉薄するのではないかとみられている。
『相棒』の強みは、客層の幅広さだ。これは、テレビシリーズの人気を支えた視聴者層とあまり変わらない。なぞ解きの要素を含むミステリーと個性派俳優たちによる演技に、目の肥えた視聴者が大きな支持を与え、その高い関心度が劇場版の興行に直結したといえる。
今年のGW興行は、これまで安定路線だった『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』や『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者』が、昨年を少し下回る成績になっているほか、『少林少女』『砂時計』などの邦画も物足りない展開だ。
加えて、洋画の新作にめぼしい成績の作品がほとんどなく、『相棒』が公開されるまでは昨年の実績を著しく下回っていた。こうした低調な成績を大きく盛り返した功績は大きい。
ただ、昨年は5月1日から『スパイダーマン3』(興収71億2000万円)が登場しており、今年はトータルでは超えられなかった。『相棒』がなかったら、連休中の興行はかなり深刻な事態になっていたとも考えられ、まさに救世主的な役割を果たしたといえる。
『相棒』成るか!東映新記録
301スクリーンで公開『男たちの大和』上回る出足
2008/05/01
人気テレビシリーズの映画化となる『相棒−劇場版−』が1日(木)、全国301スクリーンで封切られた。主演の水谷豊、寺脇康文らは、東京・新宿、銀座、神奈川・川崎を舞台挨拶巡り。各劇場とも熱狂的なファンの声援を受け、2人は感無量の面持ちだった。
テレビ朝日「土曜ワイド劇場」の単発ドラマからスタートし8年。テレビシリーズはシーズン6を数え、ファンの声に後押しされる形で待望の劇場進出が決まった。「記念すべき初日に……、ありがとう。8年の歳月をかけ……、皆さんと“相棒ワールド”を共有できたとしたら……こんなにうれしいことはない」。水谷は、時折声を詰まらせながら満場のファンに感謝をささげた。
だが、しみじみした雰囲気もそこまで。すかさず、警視庁の窓際・特命係の頭脳派刑事・杉下右京になりきり「テンションが上がり、ちょっと醜態をさらしてしまいました。何回見たかを競争してみたら面白いかもしれません」とさりげないPRだ。
“相方”の寺脇も「昨日からドキドキで、眠りも深く……、って深かったのかよ!」と自らツッコミを入れるなどノリノリ。テレビシリーズがメガホンをとる和泉聖治監督は「胸がいっぱい。いつも社会性やリアリズムを考えながらやってきた。まだまだ続けます」と、映画かテレビは明言しなかったものの、シリーズの継続を宣言した。
映画で重要なカギを握る役どころの西田敏行にいたっては「8年前からのファンで、追っかけをやってます。お祝いに駆けつけたら、舞台に上げられた。熱い出迎えがストレートに伝わってきた」と終始とぼけまくり。これには水谷も大爆笑。かつては、日本テレビの土曜午後9時枠ドラマでブレークした2人(水谷「熱中時代」、西田「池中玄太80キロ」)だが、『相棒』が意外にも初共演で、水谷は「大先輩とご一緒できただけで幸せでした」と最敬礼だった。
この日は、「映画ファンサービスデー」で、ほとんどの映画館で入場料金が1000円。配給の東映は、「単純な比較はできないが『男たちの大和/YAMATO』(興収51億1000万円)の初日を上回っている。東映の新記録となる勢い」と鼻息も荒い。
『相棒』ゴールデンウィーク興行の救世主に
2008/05/07
『相棒−劇場版−』が、今年のゴールデンウィーク(GW)興行を救った。
同作は、全国規模公開の作品としては連休最後となる5月1日に公開され、5日までの5日間ですでに興行収入12億円を突破。最終的に、東映の配給作品としては興収発表となった2000年以降ではトップの『男たちの大和 YAMATO』(51億1000万円)に肉薄するのではないかとみられている。
『相棒』の強みは、客層の幅広さだ。これは、テレビシリーズの人気を支えた視聴者層とあまり変わらない。なぞ解きの要素を含むミステリーと個性派俳優たちによる演技に、目の肥えた視聴者が大きな支持を与え、その高い関心度が劇場版の興行に直結したといえる。
今年のGW興行は、これまで安定路線だった『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』や『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者』が、昨年を少し下回る成績になっているほか、『少林少女』『砂時計』などの邦画も物足りない展開だ。
加えて、洋画の新作にめぼしい成績の作品がほとんどなく、『相棒』が公開されるまでは昨年の実績を著しく下回っていた。こうした低調な成績を大きく盛り返した功績は大きい。
ただ、昨年は5月1日から『スパイダーマン3』(興収71億2000万円)が登場しており、今年はトータルでは超えられなかった。『相棒』がなかったら、連休中の興行はかなり深刻な事態になっていたとも考えられ、まさに救世主的な役割を果たしたといえる。
『相棒』成るか!東映新記録
301スクリーンで公開『男たちの大和』上回る出足
2008/05/01
人気テレビシリーズの映画化となる『相棒−劇場版−』が1日(木)、全国301スクリーンで封切られた。主演の水谷豊、寺脇康文らは、東京・新宿、銀座、神奈川・川崎を舞台挨拶巡り。各劇場とも熱狂的なファンの声援を受け、2人は感無量の面持ちだった。
テレビ朝日「土曜ワイド劇場」の単発ドラマからスタートし8年。テレビシリーズはシーズン6を数え、ファンの声に後押しされる形で待望の劇場進出が決まった。「記念すべき初日に……、ありがとう。8年の歳月をかけ……、皆さんと“相棒ワールド”を共有できたとしたら……こんなにうれしいことはない」。水谷は、時折声を詰まらせながら満場のファンに感謝をささげた。
だが、しみじみした雰囲気もそこまで。すかさず、警視庁の窓際・特命係の頭脳派刑事・杉下右京になりきり「テンションが上がり、ちょっと醜態をさらしてしまいました。何回見たかを競争してみたら面白いかもしれません」とさりげないPRだ。
“相方”の寺脇も「昨日からドキドキで、眠りも深く……、って深かったのかよ!」と自らツッコミを入れるなどノリノリ。テレビシリーズがメガホンをとる和泉聖治監督は「胸がいっぱい。いつも社会性やリアリズムを考えながらやってきた。まだまだ続けます」と、映画かテレビは明言しなかったものの、シリーズの継続を宣言した。
映画で重要なカギを握る役どころの西田敏行にいたっては「8年前からのファンで、追っかけをやってます。お祝いに駆けつけたら、舞台に上げられた。熱い出迎えがストレートに伝わってきた」と終始とぼけまくり。これには水谷も大爆笑。かつては、日本テレビの土曜午後9時枠ドラマでブレークした2人(水谷「熱中時代」、西田「池中玄太80キロ」)だが、『相棒』が意外にも初共演で、水谷は「大先輩とご一緒できただけで幸せでした」と最敬礼だった。
この日は、「映画ファンサービスデー」で、ほとんどの映画館で入場料金が1000円。配給の東映は、「単純な比較はできないが『男たちの大和/YAMATO』(興収51億1000万円)の初日を上回っている。東映の新記録となる勢い」と鼻息も荒い。
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