バラエティ紙のHPで今年の予測が出た。当たり前の構図だが、東宝 vs.洋画各社との対決とある。ということは洋画の配給でスクリーンを貸している東宝の完全一人勝ちという旧来の構図に変化無し...というつまらない年だ。松竹や東映がもっとしっかり奮闘しないと逆立ちしても東宝には勝てない。東宝は自社製作の映画は極めて少ない。すなわち、ほとんどが「製作委員会」方式のTV局や大型メディアとのタイアップによるメディアミックス戦術で稼いでいる。松竹や東映はその二番煎じをするわけで、圧倒的に規模やメディアバリューで勝てるわけが無いのだ。かといって斬新なアイデアもなく、東映はアニメや子供向け路線の継承、松竹は???なので、今年も東宝=CXのメディアミックスに日本人は踊らされるのだろう。
圧倒的な強さをみせる東宝 VS.重量級で勝負の洋画各社 2008/01/08
2008年の幕開けにあたって、日本での今年の配給会社各社の動向を探ってみよう。まず邦画は、スタジオジブリの新作『崖の上のポニョ』(夏)をはじめ、柴咲コウ主演のカンフーアクション『少林少女』(4月)、三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』(6月)、さらに『花より男子〜ファイナル〜』(6月)、有名コミックの映画化『20世紀少年』(9月)などが大挙して並ぶ東宝が圧倒的に強いとみられる。
洋画は激戦が予想される。注目度が高いのは、東宝東和。ユニバーサル作品の配給を行うことになり、大作が俄然増えてきた。『アメリカン・ギャングスター』(2月1日公開)のほか、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(2月16日公開)、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(5月)など重量級作品がズラリ。年間興行収入で、150億円超えは最低の目標ラインだろう。
今年は、20世紀フォックス(日本)にも期待がかかる。『ジャンパー』(3月)、『大いなる陰謀』(4月)、『ドラゴンボール』(夏)、『ハプニング』(9月)などの話題作、異色作が並ぶ。
ワーナー・ブラザース(日本)は、やはり抜群の安定感がありそうだ。『スピード・レーサー』(夏)が大本命で、昨年は1本もなかった邦画も、『デスノート』のスピンオフ作品である『L change the WorLd』(2月9日公開)をはじめ数本が待機しており、上位の成績を維持する可能性は高い。
昨年、年間興行成績の新記録を樹立したソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(日本)は、昨年の『スパイダーマン3』のような知名度の高い作品がないことによる苦戦が予想されるが、“結果大作”を生み出す底力が断定を許さない期待感を持たせる。
ウォルト・ディズニー(日本)も同じく、知名度の高い作品が少なく、さらに本数も限られている。『魔法にかけられて』(3月)のような勝負作を、どう成功に導くかにかかっている。
新生パラマウント ジャパンは、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(6月)の成果が、同社の今年を決定づけると言っても過言ではない。
邦画の東宝 VS.洋画各社という構図には、昨年から大きな変化はなさそうだ。いい意味で、邦画と洋画が競い合い、全体の映画人口を押し上げていくのが理想なのだが、今年はその対立軸が高レベルで築き上げられそうな気がする。願わくば、1本にヒットが集中するのではなく、バランスのいいヒット傾向が生まれることを望む。
<ここまで>
ユニバーサル作品の配給を手がける東宝東和が伸びるだろう。「アメリカン・ギャングスター」などの良い作品に加えて「ハムナプトラ3」などの続編もあり、今年は勝負の年だ。久々「インディ・ジョーンズ」最新作がどこまでいくかも注目。FOXの「ドラゴンボール」は、「なんちゃって・・・」(かつての「スーパーマリオブラザース」のような低レベルの映画)に終わるか、ハリウッドの粋を魅せるか、評価が真っ二つに分かれる作品になるだろう。
圧倒的な強さをみせる東宝 VS.重量級で勝負の洋画各社 2008/01/08
2008年の幕開けにあたって、日本での今年の配給会社各社の動向を探ってみよう。まず邦画は、スタジオジブリの新作『崖の上のポニョ』(夏)をはじめ、柴咲コウ主演のカンフーアクション『少林少女』(4月)、三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』(6月)、さらに『花より男子〜ファイナル〜』(6月)、有名コミックの映画化『20世紀少年』(9月)などが大挙して並ぶ東宝が圧倒的に強いとみられる。
洋画は激戦が予想される。注目度が高いのは、東宝東和。ユニバーサル作品の配給を行うことになり、大作が俄然増えてきた。『アメリカン・ギャングスター』(2月1日公開)のほか、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(2月16日公開)、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(5月)など重量級作品がズラリ。年間興行収入で、150億円超えは最低の目標ラインだろう。
今年は、20世紀フォックス(日本)にも期待がかかる。『ジャンパー』(3月)、『大いなる陰謀』(4月)、『ドラゴンボール』(夏)、『ハプニング』(9月)などの話題作、異色作が並ぶ。
ワーナー・ブラザース(日本)は、やはり抜群の安定感がありそうだ。『スピード・レーサー』(夏)が大本命で、昨年は1本もなかった邦画も、『デスノート』のスピンオフ作品である『L change the WorLd』(2月9日公開)をはじめ数本が待機しており、上位の成績を維持する可能性は高い。
昨年、年間興行成績の新記録を樹立したソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(日本)は、昨年の『スパイダーマン3』のような知名度の高い作品がないことによる苦戦が予想されるが、“結果大作”を生み出す底力が断定を許さない期待感を持たせる。
ウォルト・ディズニー(日本)も同じく、知名度の高い作品が少なく、さらに本数も限られている。『魔法にかけられて』(3月)のような勝負作を、どう成功に導くかにかかっている。
新生パラマウント ジャパンは、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(6月)の成果が、同社の今年を決定づけると言っても過言ではない。
邦画の東宝 VS.洋画各社という構図には、昨年から大きな変化はなさそうだ。いい意味で、邦画と洋画が競い合い、全体の映画人口を押し上げていくのが理想なのだが、今年はその対立軸が高レベルで築き上げられそうな気がする。願わくば、1本にヒットが集中するのではなく、バランスのいいヒット傾向が生まれることを望む。
<ここまで>
ユニバーサル作品の配給を手がける東宝東和が伸びるだろう。「アメリカン・ギャングスター」などの良い作品に加えて「ハムナプトラ3」などの続編もあり、今年は勝負の年だ。久々「インディ・ジョーンズ」最新作がどこまでいくかも注目。FOXの「ドラゴンボール」は、「なんちゃって・・・」(かつての「スーパーマリオブラザース」のような低レベルの映画)に終わるか、ハリウッドの粋を魅せるか、評価が真っ二つに分かれる作品になるだろう。
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