大学選手権2025

1.試合結果

2.コメント

週末土曜日に大学選手権の準々決勝があり、正月越えの4校が決まりました。
今回は秩父宮で現地観戦しました。以下、簡単なコメントです。
■明治 vs.関西学院(観衆9,165人)はこちら

■筑波 vs.帝京(観衆7,555人)
会場に着いた時には小雨という感じでしたが、身体が濡れるほどではなく降ったりやんだりという肌寒い天気でした。対抗戦では筑波が快勝したこのカード、結果は帝京がリベンジを果たして完封というオマケまで付いたゲームでした。試合開始前に振られた筑波を応援する多くのブルーのフラッグが、試合中はほとんど振られる機会が無く寂しかったですね。
試合開始早々から筑波に綻びが見られたゲーム。SHのパスミスから自陣での5mスクラムを許し、このピンチを回避した後は得意とするラインアウトでノットストレートの連続・・・ことごとくアタックの機会を潰した結果、先制したのは帝京でした。極めつけは開始7分、高橋主将の怪我による交替。何とリザーブにSHの替えを入れておらず、CTBのBK選手が急造のSHポジションに入った。対抗戦では筑波は開幕から3試合はSHのリザーブを入れていたが、以降は入れないスタイルを貫いていた。佐賀工業で早稲田の服部君とHBを組んでいたSHの選手が出ていない(HPから消えている)という事情もおそらくはあったのでしょう。前も書きましたが筑波が準決勝以上を勝ち進むにはベストメンバーで戦うことがマストであり、大学屈指のHBと言われた1人が序盤から抜けて、かつ代わりの選手を用意していなかったということでほぼゲームは決まってしまったというところです。HBによる多彩なキッキングゲームを信条とする筑波に取っては牙をもがれたとも言える状態となり、代わりに入った選手には可哀そうでしたが、球出しのテンポは悪くなるしゲームプランが崩れてしまった。アタックは自ずと単調になって帝京のディフェンスを楽にさせてしまいました。これについては筑波の首脳陣のリスク管理も問われても仕方ないでしょう。
白熱した好試合への期待値の高かったゲームであり、この内容と結果は残念というしかありません。アナリストによる"IDラグビー"で十分な分析をして準備していたと思いますが、得意のラインアウトから相手に対策されていたのがなんとも皮肉と言うか、"優勝必是"の帝京を褒めるべきでしょうか。ただ帝京もラインアウトの獲得率が悪く、反則数も同じ・・・なのでSHの怪我が痛かったですね。
■東海 vs.京都産業(観衆5,713人)
京産が慶應戦に続いて逆転勝利を決めて、5年連続ベスト4進出を決めました。終始リードしていた東海は惜しいゲームを落としましたね。5年連続ベスト4進出ということは、それなりに勝ち癖がついているということなのか、それとも現行のトーナメントの「関西2位枠」がとても魅力的な山なのかはわかりません。
双方の外国人選手の持ち味が生きたゲームだったと思います。東海はスクラムでも優勢で、前半見せたアタッキングラグビーを後半も継続して良かったかもしれません。PG狙いで少し守りに入って、大事な場面でのPG失敗もあって6点差リードで終盤を迎えてしまったのが少し悔やまれます。2014年度の準決勝、東海 vs.筑波を思い出しますね。あのゲームも東海がFW戦で圧倒&リードしながらも、DGにこだわっているうちに筑波に連続トライを許して逆転負け・・・。戦術の難しさですね。
■天理 vs.早稲田(観衆8,787人)
準々決勝屈指の好カードは白熱したゲームでした。天理は結局は矢崎君を止め切れず、彼が起点となったプレーで失点を許した。早稲田の堅守は素晴らしく、服部君のプレーの精度も高かったですね。
とりわけ天理は75分のルカス君のアタックを継続するべきところを蹴ってFKにしてしまったシーンが悔やまれた他、76分の早稲田・粟飯原君のピンチを救った渾身のタックルが素晴らしかったです。
これでシード3校が負けて、準決勝は来年2日に行われます。

▶準決勝のカード : 1月2日(金)
・12:25 早稲田 vs.帝京(国立)
・14:45 明治 vs.京都産業(国立)
大学選手権3回戦以降

3. メディア・レビュー




















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