
1.試合結果
2.コメント
週末土曜日に大学選手権の準々決勝があり、正月越えの4校が決まりました。今回は秩父宮で現地観戦しました。以下、簡単なコメントです。
■明治 vs.関西学院(観衆9,165人)はこちら
■筑波 vs.帝京(観衆7,555人)
会場に着いた時には小雨という感じでしたが、身体が濡れるほどではなく降ったりやんだりという肌寒い天気でした。対抗戦では筑波が快勝したこのカード、結果は帝京がリベンジを果たして完封というオマケまで付いたゲームでした。試合開始前に振られた筑波を応援する多くのブルーのフラッグが、試合中はほとんど振られる機会が無く寂しかったですね。
試合開始早々から筑波に綻びが見られたゲーム。SHのパスミスから自陣での5mスクラムを許し、このピンチを回避した後は得意とするラインアウトでノットストレートの連続・・・ことごとくアタックの機会を潰した結果、先制したのは帝京でした。極めつけは開始7分、高橋主将の怪我による交替。何とリザーブにSHの替えを入れておらず、CTBのBK選手が急造のSHポジションに入った。対抗戦では筑波は開幕から3試合はSHのリザーブを入れていたが、以降は入れないスタイルを貫いていた。佐賀工業で早稲田の服部君とHBを組んでいたSHの選手が出ていない(HPから消えている)という事情もおそらくはあったのでしょう。前も書きましたが筑波が準決勝以上を勝ち進むにはベストメンバーで戦うことがマストであり、大学屈指のHBと言われた1人が序盤から抜けて、かつ代わりの選手を用意していなかったということでほぼゲームは決まってしまったというところです。HBによる多彩なキッキングゲームを信条とする筑波に取っては牙をもがれたとも言える状態となり、代わりに入った選手には可哀そうでしたが、球出しのテンポは悪くなるしゲームプランが崩れてしまった。アタックは自ずと単調になって帝京のディフェンスを楽にさせてしまいました。これについては筑波の首脳陣のリスク管理も問われても仕方ないでしょう。
白熱した好試合への期待値の高かったゲームであり、この内容と結果は残念というしかありません。アナリストによる"IDラグビー"で十分な分析をして準備していたと思いますが、得意のラインアウトから相手に対策されていたのがなんとも皮肉と言うか、"優勝必是"の帝京を褒めるべきでしょうか。ただ帝京もラインアウトの獲得率が悪く、反則数も同じ・・・なのでSHの怪我が痛かったですね。
■東海 vs.京都産業(観衆5,713人)
京産が慶應戦に続いて逆転勝利を決めて、5年連続ベスト4進出を決めました。終始リードしていた東海は惜しいゲームを落としましたね。5年連続ベスト4進出ということは、それなりに勝ち癖がついているということなのか、それとも現行のトーナメントの「関西2位枠」がとても魅力的な山なのかはわかりません。
双方の外国人選手の持ち味が生きたゲームだったと思います。東海はスクラムでも優勢で、前半見せたアタッキングラグビーを後半も継続して良かったかもしれません。PG狙いで少し守りに入って、大事な場面でのPG失敗もあって6点差リードで終盤を迎えてしまったのが少し悔やまれます。2014年度の準決勝、東海 vs.筑波を思い出しますね。あのゲームも東海がFW戦で圧倒&リードしながらも、DGにこだわっているうちに筑波に連続トライを許して逆転負け・・・。戦術の難しさですね。
■天理 vs.早稲田(観衆8,787人)
準々決勝屈指の好カードは白熱したゲームでした。天理は結局は矢崎君を止め切れず、彼が起点となったプレーで失点を許した。早稲田の堅守は素晴らしく、服部君のプレーの精度も高かったですね。
とりわけ天理は75分のルカス君のアタックを継続するべきところを蹴ってFKにしてしまったシーンが悔やまれた他、76分の早稲田・粟飯原君のピンチを救った渾身のタックルが素晴らしかったです。
これでシード3校が負けて、準決勝は来年2日に行われます。
▶準決勝のカード : 1月2日(金)
・12:25 早稲田 vs.帝京(国立)
・14:45 明治 vs.京都産業(国立)

3. メディア・レビュー
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コメント
コメント一覧 (3)
筑波のSHリザーブ無の影響は明治にも同じ事が
起こり得ますね。萩井選手がどこまでSHを
できるか分かりませんが。明治も対抗戦の
帝京と早稲田戦、関学戦もメンバー変更まで
ボムスコッドを採用しています。田中前監督の
時から何回か採用してきて今まで大きな問題は
なかったですが、やはりリスクは考えないと。
改めてアップをいただきありがとうございます。
明治は不安な時間帯から最後は手繰り寄せましたが、やはり「焦ったときにどう立て直すか」(利川くん)ですね。ゲームリーダーが全く不在 という時間帯はないように練習時から想定してくれれば 思います。
帝京は、昨年度まで4連覇の余韻が まだチーム内にあり、一方筑波はどなたかご指摘のよう、ピークの仕上がりが早かった も毎年ですが感じますね。
天理は強いとおもいましたが、これはくまちゃん事前予想の関西と関東対抗戦での修羅場を経てきたチームの差をやはり超えられなかった ですね。
��服部君は明治の大チャージにより覚醒した感。��矢崎君も関西にはいないタイプでした。
「残り2試合、変貌ぶりをお見せできるとおもいます」帝京相馬監督の勝利インタビューは果たして?
明治はまず京産大戦まで、チャレンジャーを継続したいですね。
帝京VS筑波はYoutubeで見ることができましたが、デスクトップPCの前で長時間観戦する気になれませんでした。注目のカードでしたが、SHの負傷交代が影響したとは知りませんでした。明治もSHの控えを置かないゲームがありましたが、筑波ベンチの責任は重いですね。
東海VS京産は、予想通りの打撃戦、こういう試合をしているチームは最後まで残れません。30得点しても40失点します。これで関東リーグ戦Gは来季の選手権で「2枠」に減らされるのではないでしょうか。例年いいチームを作る東海ですが、帝京の9連覇時代に準優勝していた頃の厳しい守りが最近見られないのは残念です。
天理VS早稲田は、早稲田の気迫勝ちでしょう。服部、矢崎を自由に走らせたのは、天理SHのパントが要因の一つ。しかし選手権の初戦が早稲田というのは、天理もツキがありません。
明治の決勝進出の公算は高いですが、対抗戦で勝っている早稲田、帝京だけに、どちらが出てきてもやりにくいです。