
対抗戦が全日程を終えたので順位が確定、今年度「第 62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」の3回戦以降の組合せが決まりました。
▶組合せ表(PDF)

■コメント
今年は対抗戦が混戦模様で最終試合まで1位〜4位までの順位が決まらない・・・という面白い年でした。その結果、明治が5年ぶりに1位となったことでこれまでのトーナメントの山に変化が生じて、予想しえなかった好カードが続出、楽しみな選手権になると思います。
対抗戦グループに5枠を与えている年は、やや歪とも言えるトーナメントの構成であることはこれまでも触れてきました。年内に早明戦や早慶戦が2度開催される、とりわけ12月に早明戦が2度あるのはどうなのか?という声も多く微修正はされてきましたが、結局対抗戦が混戦となることで"抽選"で決めたトーナメントのようになるということが実証された感じです。ということは、仮に対抗戦が4枠でも5枠でも1位〜4位まではトーナメントの山を完全に分けて入れることの方が、2位〜4位を片側にまとめるよりも、好カードの多い組合せになるのではないかと思います。以下、トーナメントの山についての簡単なコメントです。
■関西学院(関西3位) vs.福岡工業(九州) ➡ 勝ったチームが明治(対抗戦1位)と対戦
明治は3回戦:関西学院 vs.福岡工大の勝者と準々決勝で対戦、ここに勝つと正月越えとなるので、これまでより楽な山に入ったと言えます。
おそらく関西学院(関西3位)との対戦が有力でしょうが、"好事魔多し"・・・2019年度も同じカードが秩父宮でありましたが22 vs.14と明治は大苦戦の末の勝利でした。帝京戦や早稲田戦のクオリティを維持してゲームに臨めるか、他流試合的な関西のチームに対して受けずに圧倒出来るような80分にできるか問われる試合です。
■京都産業(関西2位) vs.慶應義塾(対抗戦5位) ➡ 勝ったチームが東海(関東リーグ戦1位)と対戦
この山も面白いです。京都産業 vs.慶應義塾は割と過去に3回戦で対戦していて、慶應が敵地で勝つことが多かった印象があります。慶應が終盤に向けてチームがまとまってきているので、勝機はあるのではないかと思います。京産は4年続けて正月越えをしていますが、今年は失点が多く外国人選手への依存度が高い。そこを慶應が攻略できるか・・・ですね。
勝ったチームが東海と対戦。関東リーグ戦がレベル的に落ちているのでは・・・とここ数年言われていてこの山に入るのが正月越えのチャンスと言うファンも多いのも事実です。ただ東海もリーグ戦を全勝優勝して選手権に入ってきているので、相手が慶應 or 京産でもハードなゲームになるでしょう。
■早稲田(対抗戦3位) vs.関東学院(関東リーグ戦3位) ➡ 勝ったチームが天理(関西1位)と対戦
こちらも魅力的な山です。2000年代前半〜2006年度あたりの大学ラグビーを牽引した好敵手同士の久しぶりの戦い。最後の対戦は2011年度と記憶しているのですが、その時は関東学院が何と早稲田を破って正月越えをしています。順当なら早稲田が勝つと思いますが、久しぶりのカードは懐かしさもあり楽しみです。勝ったチームが天理と対戦、おそらく早稲田vs.天理となる可能性大ですが、結果の読めないゲームとなりそうです。
■東洋(関東リーグ戦2位) vs.帝京(対抗戦4位) ➡ 勝ったチームが筑波(対抗戦2位)と対戦
帝京が3回戦から出るのは久方ぶりではないでしょうか。東洋の外国人選手主体の機動力が生きると面白いゲームになると思いますが、おそらくは帝京がベスト8に駒を進めて筑波とのリベンジ再戦となるのではないかと思います。筑波がもう一度帝京に勝つためにどのような準備をしているのか注目されます。
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コメント
コメント一覧 (7)
とても楽しみな組み合わせとなった選手権、3回戦から目が離せなくなりました。
そして準々決勝の4試合はどれも激熱ですね。
明治は愚直にディフェンス力をさらに高めて、勝ち切って正月越えをしてほしいですね。
いつもながら冷静かつ的確なくまちゃん様の
コメントや、コメント欄の皆様の予想も楽しくて
より選手権が楽しみになってきました。この場所があって本当に良かった!ありがとうございます。明治が、順調に勝ち上がっていけますように。
完遂までの道のりはとても長く苦しい道のりですごなんとか集中、コミニケーションをたくさんとりめいなのラグビーを見せつづけてほしいと思います、応援しています🙇
本命 明治 組み合わせに恵まれる。チーム状態が上向き。
対抗 帝京 やはり、地力がある。連続優勝の経験もある。
穴馬 早稲田 まとまりがある。飛び道具の矢崎君が居る。
穴馬 天理 関西リーグで圧勝。フィジカルが強い。
大穴 東海 リーグ戦全勝。久しぶりにリーグ戦Gの意地を見せるか。
大穴 筑波 今シーズン、明治、帝京を喰った実績がある。
身贔屓廃して、予想したつもりでも、明治の優勝の可能性は十分、あると期待してます。
たしかに今年度は、帝京が筑波と明治に負けて、予想するも大変むずかしいですね。
帝京ファンの方には、4位となり国立決勝までには4回足を運ばれるのもいいかもしれません。場所は遠征がなく、秩父宮2回、国立2回は選手にアドバンテージになるかもしれません。
2018年度、明治は対抗戦4位から、22年ぶりの優勝でしたね。
5点差で負けた天理の小松監督は「何がうちには足りないんんだ」といって帰られたそうですが。翌年には初優勝をされました。
しかし明治は翌2019年度は対抗戦で一位となり、早稲田と決勝になりますが、
決勝戦を前に「明治はこれまでやってきたことをぶつけるだけです」でのぞみましたが、自信をもっていたFWが前へ出れず、前半で被トライ4、前半は零封されました。後半、BKで猛チャージを見せてくれたんですが、及ばずでした。
明治は「チャレンジ精神で準備するほうがいい」は伝統的かおもうところです。
今回慶応戦から2週間で帝京、そこから3週間で早明戦、延べ5週間が有効だったんだろう思います。
正月2日は順当でしょうが、そこまで一試合しかない明治・・
ここの使い方は重要だとおもいます。今年はちがう!を期待します。
20日の関学戦は油断さえしなければ大丈夫ですが、毎年選手権の初戦はメンバーを変えて臨むのが常ですので、先制しペースに乗ることです。京産大と慶大はいい勝負になるかもしれません。今季の京産大は今一つ攻めが雑。同じく未完成の慶大と甲乙付け難いです。雑といえば東海も同類で、ここは結局どこが出てきても明治が正月2日に勝利する公算は高いです。
反対の山は熾烈。関東学院は早大に歯が立ちません。東洋も王者帝京の前では厳しい。筑波と帝京はどうでしょうか。筑波が返り討ちにする可能性もあると見ます。早大は難敵天理とどう勝負するか。今大会屈指の好カードです。
天理は帝京と似たタイプでフィジカルに自信を持っており、重くかつ速い。京産大戦を見ましたが、一筋縄ではいきません。留学生を囮にして自在に動かす上ノ坊と服部のSO対決が見ものです。早明戦で服部の弱点が露呈されたので、早大は修正が必要。服部と矢崎を最後尾に置いて逆襲するカウンターアタックだけでは通用しないでしょう。
ここで天理が勝つようだと帝京は分の悪い相手を迎えることになりますが、早大、天理、筑波、帝京は横一線。今季の帝京は例年のような屈強のFWではなく、パワーを感じません。守備力も弱いです。この山で出てくるのは可能性から言って、筑波<早大<帝京<天理の順と予想します。
決勝の対戦パターンは4とおりありますが、明治にとって嫌な相手の順番も上述の4校の順になるでしょう。天理、あるいは早稲田が怖いのではないでしょうか。
長文、失礼しました。