
「映画秘宝7月号」が届きました。物流の関係もあり、発売日からは少し遅れて届いたのは全く気にしていません。復刊した前号が完売、重版というモメンタムなこともあり、今回はその反動もあってか潤沢にマーケットに供給されていた感じです。近隣の本屋さんも数冊在庫していたほか、ネット書店も在庫は十分に持っているようです。
特集は、大林宣彦監督。私の彼の作品に対する嗜好はメインストリームから少し外れたところにあるので、好みの『異人たちとの夏』『理由』などはさらっと紹介されていたくらいでした。それでも良いのだと思います。じっくり読み返して、観ていないかった作品をしっかりと観直す機会を作りたいと思います。
それよりも興味を引いたのがマリオ・バーヴァ監督の特集。『ザ・ショック』(子供が駆け寄ってくるとドーン!!と大人になるみたいなインパクトのある予告編、CMが懐かしい)が遺作となったイタリアン・ホラーの鬼才で没後40周年。この特集がとても面白かった。過去の作品がブルーレイで発売されるのですね。この手のジャンルに関わる人は、かなり好きでないとできないと思います。メジャーと違って勝手にラインナップがやってくるわけではないので、コツコツと素材を集めて国内の吹き替え版や色んなコンテンツの可能性を探る。私はいわゆるハリウッドメジャーの会社が長かったですが、この手のニッチな作品が好きで過去に何作か取り組みました。『インフェルノ』『スクワーム』『悪魔のいけにえ2』とか・・・懐かしい。マリオ・バーヴァ監督の作品で手許に残っているのがDVDで何本かありますが、やはり『新エクソシスト/死肉のダンス』が出色です。『エクソシスト』が大流行したことに便乗して、オリジナル作品である『リサと悪魔』に除霊などの恐怖シーンを追加して作った作品。子供の頃、祖母の家に遊びに行ったときにTV(当時の12チャンネルの木曜洋画劇場)で観たのが鮮烈に記憶に残っていて、大人になってDVD化されたときに買った1本です。今、観直すとオリジナルの『リサと悪魔』をかなり無理して改変している感がありますが、イタリアン・ホラーのテイストが満載で荒唐無稽感を楽しめます。
■映画秘宝最新号
■マリオ・バーヴァ監督作品が待望のブルーレイ発売
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