
ドラマ「カルテット」
個人的に地デジ(キー局地上波)離れが進んでいるので、地上波テレビドラマは、あんまり見ませんが・・・
途中から視聴参戦した『カルテット』が中々面白くて今頃になってはまり始めました。
たまにこういう面白いドラマに巡り合うことがあるからなあ。
もう最終回だというのに・・・再放送をチェックしないと。
このドラマ、キャストも良いし、無駄が無いし、脚本も悪くない。
もっと盛り上がっても良いはずなのだが、きっと盛り上がれない、いや盛り上がっては困る理由があったのだろう。
その原因は、「A LIFE〜愛しき人〜」の存在。
TBSのベストシナリオは、キムタクのドラマが20%前後の視聴率を稼いで、「カルテット」が15%前後の数字で落ち着いて1-2フィニッシュをすることだったと思う。この前提条件は、「カルテット」が「A LIFE〜愛しき人〜」の視聴率を超えてはいけないということだ。まずはキムタクに1位を取らせるのが最大のミッションだからね・・・。
これがTBSのジャニーズ事務所に対する"忖度"・・・。
"医療ものに外れ無し"の鉄則(外れは無いが大コケも無いというのが現状だと思う)通り、「Doctor X」を超えるかくらいの力み具合で、まずはジャンル的に石橋を叩いてのリスク回避に始まり、次は映画1本撮れるだろうというくらいの豪華なキャストとお金のかけよう・・・
最後は、超空爆的な番宣ラッシュ。
地上波をあまり見ない私にでさえ、リーチするくらい色んな番組やメディアで宣伝をしまくっていた。
たまたまキャストのインタビューをやっていて、主役がふんぞり返っている中、サポートに回ってくれているマツケンや浅野忠信の目が明らかに死んでいて、厭戦気分が漂っていたのが印象的でした。
結局、1度も20%超えもなく、最終回は16%で終了。
もちろんメディアは、ジャニーズタレントドラマは「10%越えで好調スタート」という提灯記事になるので、「さすがキムタク」でお終い。
珍しくサンケイはしっかりコメントしていましたが。
キムタクドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」最終回、視聴率は今季断トツも物足りなさ…「逃げ恥」には及ばず
このあおりを受け続けたのが「カルテット」。
ほんとはもっと後追いでプッシュして盛り上げていきたかったのだけど、視聴率で12-15%前後を彷徨っている「A LIFE〜愛しき人〜」を抜くと社内的に問題だからできなかったのでしょう。
結局、「A LIFE〜愛しき人〜」は、「逃げ恥」にも及ばず「Doctor X」の背中も見えなかった。
今のドラマのムーブメントの起こり方。それが強引なキャスティングと偏った宣伝による手法では到底起こすことができなかったということを実証した事例になったと思います。
コメント