
■日本選手権大会(決勝)
・サントリー 15 - 10 パナソニック
2冠を手に。サントリー、攻撃的防御で日本選手権ファイナルで笑う。
サントリー、4年ぶり7度目の日本一!パナソニックを15−10で撃破/日本選手権
サントリー・沢木監督、TLとの2冠に冗舌 「あしたも練習です。冗談です」
サントリー4季ぶり日本一 小野がPGで全得点
2冠サントリーFLスミス「自分たちに満足」
サントリーが粘り強いディフェンスで2冠を達成。ラグビー日本選手権
サントリーを復活Vに導いた沢木監督「クールな指揮官」が選手に求めたもの
サントリーが日本選手権も制して名実ともに日本一を証明した。
一つのペナルティ、一つのミスが試合の流れを決めるような緊張した80分。とても良い試合でした。
トップリーグの中で、実質的なTOP2の戦い。それぞれのチームが成熟したステージでのレベルの高い試合だったと思います。
サントリーは、ブレイクダウンの攻防に十分ケアしていたと思います。準決勝のヤマハ vs.パナソニック戦をよくレビューし対策していた。接点である程度パナソニックにやられる想定はしつつも、ボールを停滞させられたり時にノット・リリース・ザ・ボールの反則を取られたとしても敵陣ならOK、だけどヤマハがやられたようなパナソニックに一気に切り返され被トライを喰らうところまで持っていかれないように集中してプレーしていた。また後半になるにつれてサントリーの接点での強さが際立っていった。
一度、パナソニックに逆転された時も、サントリーは落ち着いていた。ゲームプランが一貫していたのだと思う。
パナソニックは自陣でのペナルティ、数度のラインアウトのミスなどが響きましたね。
シーズン最後で久しぶりに80分最後までスリリングな試合を楽しめたのは良かったです。会場も満員でした。
松島のディフェンスでのビックプレー、ポーコックやスミスのジャッカルの妙など見どころが多かったです。
さて、来年以降はどうなるのでしょうか。
まずは、「トップリーグがあって、そのプレーオフが日本選手権となる」という新しい仕組みを当面は絶対に変えずに、一元的なものとして定着させること。つまり今回もメディア記事のキャッチコピーで「サントリー"2冠"」と書かれていますが、あくまでプレーオフ後の優勝者が年間のNo.1="1冠"であるという位置付けをしっかり定着させることが大事。ここがブレると同じことの無限ループが続く。しっかり制度として定着させてもらいたいです。
あとは、チームのレベルの差が鮮明になってきていて、1-3位、4-8位、9-16位あたりのグループでチーム分けがされてきていて、番狂わせが減ってきている。ラグビーというスポーツの特性で番狂わせが少ないので、よりゲームの勝敗に期待するものが少なくなってしまう。
ただパナソニックは将来的にはチーム単独でSR参戦も目指しているとのことなので、ポリシーと資金力のあるチームが強くなり、強いチームに人が集まるという流れは変わらないと思う。
今年からトップリーグの下部にトップチャレンジリーグが新設されて、またその下に地域リーグが位置する。
親企業の援助によって成立しているチームの構造的な問題とか、集客を増やすための課題とか、大事なところに手を付けないままおそらくW杯を迎えるのだろう。
高校・大学・トップリーグ・サンウルヴズ・代表チーム・セブンズと育成や選手のマネージメントで点が線になって、強くて面白い試合が展開する1年になることを期待しています。
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