ひろな集合

■全国大学選手権大会(準々決勝)
・京都産業大 12 - 71 東海大
・早稲田大 31 - 47 同志社大
・慶應義塾大 24 - 29 天理大
・帝京大 55 - 19 大東文化大

本来なら、明治の応援に花園か秩父宮に応援に行っていただろう今日。
明治がグラウンドに立たない試合は、やはり寂しさを感じる。
契約チャンネルの関係で、現時点で試合中継をフルでTV観戦できたのは早稲田 vs.同志社以外の3試合。
■京都産業大 12 - 71 東海大
東海大のワイサイドの試合だった。
結果こうなってしまったことについて、明治が負けた罪というか責任を感じざるを得ないのは私だけか…
京産大は明治戦でピークアウトしてしまったのでしょう。先の試合で手の内すべてを出していたし、東海大も十分に対策済だったはず。特に、京産大の売りであるスクラムで東海大が優位に立ったので、京産大にとっては打つ手なし。
ここで、あえて明治について触れるとすれば、早稲田戦にしろ京産大戦にしろ明治は相手のスクラムに対して、試合前から自意識過剰といえるほど神経質になっていた。結果として、相手の土俵で戦うことを選んだことになり、僅差に持ち込まれて負けた。考えすぎずに力勝負に出て、その都度、対応していきながら自分たちの土俵でプレーをすればよかっただけではないかと勝手に思った次第。今年は、ゲームのプランニングで明治は負けたのだと思う。
東海はその観点から見れば、自分たちのペースで余裕を持って戦っていた。
■慶應義塾大 24 - 29 天理大
慶應は、FB丹治の欠場で実質的に飛車角抜きの状態ながら、天理の穴をよく見抜いて戦った。
抽選で勝ったチームは、運も味方につけて結構勝ち進むというのもあるし、期待していましたが…
しかしながら前半早々、慶應はあっさりと2トライ献上した失点が最後まで尾を引いた。
この試合、良くも悪くも慶應SOの局面でのキックの判断が試合を決めた。早稲田戦は、これで試合を落としたが、今日の試合もほぼ同じ。
5点差に迫っての天理キックオフのボールを継続せずにタッチに蹴りだしてしまった。その後の天理マイボールラインアウトからノーサイドまで相手ボールを奪うことができずに終了。残り時間を考えれば、理解できないプレーだった。慶應としては悔いが残る試合でしょう。
天理は外国人選手のパフォーマンスで逃げ切ったが、外国人選手以外が頑張らないと帝京戦は苦しい。
■帝京大 55 - 19 大東文化大
唯一、大東大の"地雷"的要素が期待できる試合でしたが、地雷は不発でした。
「目には目を、外国人には外国人を」ではないですが、大東はどうしても外国人依存となってマークされて苦戦。帝京の外国人選手が、目を光らせながら完全に抑えていました。
大東大のディフェンスがワークしつつ、外国人の瞬発力で点が取れればチャンス有りの試合だったのでしょうが、帝京のマークの厳しさと、大東大のディフェンスが大味すぎて、前半で勝負ありの試合でした。
■早稲田大 31 - 47 同志社大
どっちが勝ってもおかしくないカードだったと思いますが、前半から同志社のワンサイド。40 vs.0とか考えられない試合展開。早稲田が追いつくには厳しい展開に持ち込まれたようです。
今年の早稲田の実力値から言えば、対抗戦3-4位。対抗戦、明治と慶應のゲーム判断のミスにより早稲田に勝利がもたらされた結果の2位だったので、この結果は仕方がないでしょう。
とどのつまり、明治が負けたということ以外は、波乱のない大学選手権ということになりつつあり、面白みも減った今年の選手権。
早慶明の伝統校が姿を消して、またまた対抗戦の日程を含めて、一考させられそうな結果に。
責任の一端は、早慶明の対抗戦の戦い方にあったのかもしれません。特に明治と慶應は、実力値でしっかり早稲田に勝っておくべきでした。それにより、よりリアリティある組み合わせになって面白さが続いただろうと思いますが、後の祭り。そこに負けた明治の罪と責任があり、それを来年以降、払拭していかなければならないのです。
「伝統校同士の戦いだから負けられない」という古くからのマインドとファンのこだわりはあるのでしょうが、選手権は別の次元にあるということも忘れてはいけないのではないかと思います。ここにこだわっている限り、チームのピークの作り方がとても難しくなっているのは明治の戦い方をみればわかります。
関西は一発勝負のトーナメント復活の恩恵を受けた形となり、久々のベスト4入り。準決勝で面白い試合をしてくれることだけを期待しています。