
名匠は去り、残るのは"老害"と旧態依然としたシステムなのか…
エディさんは去る。彼の残した貴重なアドバイスを、日本は今後体現できるのだろうか。
また大学ラグビーのあり方にも一石を投じてくれた。エディさんが何年か後に明治の監督として、指揮するような夢のような日は来るのだろうか。
ジョーンズHC退任会見 育成システムの構築不可欠 ラグビー
「ジャパンウエー」の呼び名の下、豊富な運動量やスピード、技術を磨き、日本代表を躍進させたジョーンズHC。「レガシー(遺産)を基に、日本らしいプレーを続けてほしい」とエールを送る一方、「今後はきちんとした計画が必要」と育成システムの構築を要求した。
年間120日にも及んだ代表合宿では戦術確認だけでなく、筋力や走力の向上にも時間を割いた。指揮官は「本来なら所属チームのやること」と一刀両断。特に成長期の高校、大学の強化態勢には「指導者に従順なあまり、状況判断のできる有能な選手が生まれない」などと常に疑問を抱いており、最後の会見では「日本(だけ)で通用するラグビーをやっている」「自分たちのことにひっきりなし」と大学ラグビーに見切りをつけた。
代わりに提案したのが有望な16〜18歳を発掘し、集中的に鍛えるエリート養成。人口約450万人のニュージーランドの強さの源流を「国民を挙げてオールブラックス(代表チーム)を育成しようとする心があるから」とし、育成システムの整備に本腰を入れれば強化は軌道に乗ると訴えた。
日本人指導者についても「海外に出てトップレベルのコーチングを学び、英語も必要不可欠」と注文をつけた指揮官。2019年日本大会に向け、重い提言を残した。
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