例年より一週間早く選手権が始まっているせいか、時間の感覚が少し違う。
普通なら今週末にまずは一回戦突破、そして翌週は正月越えをかけての2回戦と徐々にテンションが上がっていく流れで、わかりやすかったが、セカンドステージのリーグ戦は少し焦点がぼけてしまう。シンプルに好カードが増えているはずなのに、なぜか観戦機会が増えないということもあるし、スケジュール設定がほとんど日曜日なので贔屓のチームの応援に行ったら、他の試合が観られないというジレンマ。土日を使ってうまく試合のバランスをとってくれればいいのにと思ってしまう。個人的には週末は明治の応援もしたいけど、秩父宮の試合も観たい。でも物理的に不可能である。
グループにもよるが、実質今週末で正月越えが決まるところもあれば、結果次第で翌週までわからないところもある。ただアドバンテージ・ポイント制のせいで、今週末に大方決まりそうなところが多いのが、ある意味観る側の集中力を散漫させているところかもしれない。来年、このルールが継続されるかは、甚だ疑問だ。
週末の個人的な見どころをいくつか。
■明治 vs.近畿大 (熊谷)
テーマは10年前のリベンジと圧倒。明治はここで苦戦していては、最終戦の東海大の勝利もおぼつかない。
あくまで4トライ以上、点差は関係なく、きっちりしぶとく勝つということにこだわったゲームを期待。
近畿大は掲示板やスタッフ、OBのブログとか読んでいるととても親しみのわくチーム。10年前も“イケイケ”でやられましたが、明治は今年はちゃんと総合力の違いを魅せるのが筋です。敬意を込めて、圧倒的強さで締めましょう。
アドバンテージ・ポイント制なので、明治はここで負けたら実質、今年は“終戦”となってしまいます。
■早稲田 vs.流通経済大 (秩父宮)
早稲田がうまいゲーム運びで勝つとは思いますが・・・流通経済大が勝つと、最終戦までもつれ込んで混沌としてきます。その原因はアドバンテージ・ポイント・・・流通経済大がリーグ戦の意地を見せることができるか、その一点ですね。ある意味、リーグ戦のレベルがここでわかる試合になるでしょう。流通経済大がFWからBKのチームに変遷してきていることが、試合に好影響を与えるのかどうか。早稲田に取って組し易く感じるのかどうか。
■筑波 vs.慶應 (秩父宮)
慶應は関西学院との試合ではセットプレーで優位に立っていた。意外なことにスクラムで慶應が圧倒。ラインアウトは元来得意なだけに、セットプレーで安定して、しっかりタックルが決まれば面白い試合になるかもしれない。とにかく慶應はワンチャンスを大切に、僅差で終盤まで粘ることかな。
結局試合数は増えても、アドバンテージ・ポイントなんて余計なものを各リーグの上位校に一律に付与したから、リーグ戦としての面白さを半減させてしまっている。
帝京は放っておいても勝ち上がるから、実質、重要なのは上記の3試合にフォーカスされる。このあたり、もう少しファン目線で考えないと会場にはお客さんは中々来ないですよ。