GWは、やっぱり洋画はダメダメでした・・・興行がヘたれると、結局DVDやブルーレイなどのホームエンターテイメントビジネスにも影響する。困ったなあ。
かくいう私も、「相棒」なんかを観ていて邦画の興収UPに貢献しているのだから、何も言えないのですが。

洋画の苦戦浮き彫りになったゴールデンウィーク
2008/05/08

『相棒−劇場版−』の大ヒット(6日までで観客動員125万4966人、興収15億2378万円)で、なんとか一矢を報いた感のある今年のゴールデンウィーク(GW)興行。その一方で、洋画の不振が深刻な事態になっており、劇場関係者は危機感を強めている。

 GW興行の洋画で、トップの成績になりそうなのは『紀元前1万年』。ただし、最終的に興収10億円はクリアするだろうが、20億円には程遠い成績だ。これに『スパイダーウィックの謎』『大いなる陰謀』『NEXT−ネクスト−』などが続くが、いずれも10億円には届かない見通し。昨年は『スパイダーマン3』(71億2000万円)、『バベル』(21億円)などがあった。『スパイダーマン3』を除けば、決して好調な興行とは言えなかったが、今年の悪さはさらに深刻さの度合いを増している。

 「洋画はあらかじめ厳しい予想を立てていて、まさにその通りになりましたね。前もって、春興行からロングランしている作品も何本か用意していたのですが、それでも全く及ばなかった。観客の動向を見ていると、洋画への関心が低くなっていることを痛感しますね。とくに若い人に、そうした傾向が強い気がします」と話すのは、あるシネコン支配人だ。

 洋画は、大ヒットシリーズなど当たれば邦画の比ではないほど数字をのばす作品がある半面、中クラスの娯楽作品となると、信じられないくらい低い成績になることも多く、完全な二極化の様相を呈している。今年のGW興行には、シリーズものが1本もなかったことが、低迷に拍車をかけたようだ。

 5月下旬から夏にかけて、今後、そうした大ヒットシリーズが何本か登場はするものの、全体的には圧倒的に数が多い中クラス作品の動向が重要となる。ここ数年ささやかれている、洋画の“冬の時代”は当分の間続くのだろうか。