発売日より一足早く「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」の試聴版DVDを入手したので午前中にチェック。一作目は、仕事でも関わっていて、DVDのビジネスとしてはかなり成功した商品。今回は、直接的な仕事の関わりはない。前作は「バイオハザード」のヒットを打ち立てたP.WS.アンダーソン監督の「バイオハザード」直後の作品で勢いがあったこと、彼自身が「エイリアン」の大ファンで作品設定を緻密に行ったことで、かなりコアなファンの賛否両論を超えた支持を受けてそれなりのヒットを記録することができた。
今回は、当初あった彼のクレジットはどこかに消えた(?)みたいで、作品自体は前作の南極ではなく、アメリカの田舎町が舞台になっている。大まかなあらすじは、下記の通りだ。(All Cinemaより)

進化した究極の2大モンスターが最凶バトルを繰り広げるSFホラー・アクションの続編。今回はアメリカの片田舎を舞台に、プレデターに寄生した新種のエイリアンと、エイリアンたちを殲滅すべく生まれたニュー・プレデターが、住民も巻き込みながら壮絶な戦いを展開していく。監督はこれまで多くの大作でVFXを手掛けてきたコリンとグレッグのストラウス兄弟。
 南極での死闘を終えたプレデターの宇宙船では、すでに次なる戦いへの火種が生じていた。一体のプレデターからチェストバスター(エイリアンの幼体)が誕生し、両者の能力を併せ持つ“プレデリアン”へと成長、プレデターたちを次々に惨殺していく。そしてコントロール不能となった宇宙船はコロラドの森へ墜落。すると、プレデリアンのほか、船内に潜んでいたエイリアンたちが獲物を求め飛び出していくのだった。一方、船の異変を知ったプレデター側も、エイリアンの駆逐を生業とするニュー・プレデター“ザ・クリーナー”が地球へと乗り込んでくる。こうして、再び2大モンスターの激闘が始まり、地元の人間たちはこの凄惨な戦いに巻き込まれてしまうのだが…。(ここまで)

前作と比べると圧倒的にキャストのバリューが落ちていて、全体的にスケール感がなくなっている。人間側に主人公的な軸を作っている人物が存在せず、田舎町に登場した二つの異星人にひたすらパニックになっていく様がメインだ。とにかく全体が暗い。夜のシーンが多く、前作ラストに出てきたプレデリアンの造形や特徴がわかりにくいのが残念だ。“クリーナー”と呼ばれるプレデターは存在感があるものの、前作ほどのクールな殺戮シーンは少なかった。エンディングは「バタリアン」を思わせるシュールな感じ。とって付けのウェイランド社のシーンは、P.WS.アンダーソン監督だったらより説得力のあるシーンになっていたのではないかと思う。

AVP2 エイリアンズVS.プレデター 完全版 (初回生産分限定特典ディスク付・2枚組)