「スパイダーマン3」「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」と、超強力タイトルが続いてきたので、観客の方も実は息切れ気味...
そんな微妙なタイミングで、くせ者監督の作品がやってきます。「スパイダーマン3」「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」はある意味ファミリー層までターゲットした大衆娯楽映画であるのに対して、これから紹介する作品は、映画ファンにとっては要注目の凝った作品であることに間違いはないでしょう。

今週末公開の「プレステージ」。「メメント」のクリストファー・ノーラン監督、ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールの競演、結末は言わないで系サスペンスとくれば興味津々です。

プレステージ












19世紀末のロンドン。若き奇術師アンジャーとボーデンは、中堅どころの奇術師ミルトンの元で修行をしていた。しかしある日、アンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し死亡。事故の原因はボーデンの結んだロープが外れなかったことだった。これを機にアンジャーは復讐鬼へと変貌し、2人は血を流す争いを繰り返すことになる。その後、結婚し幸せな日々を送るボーデンは、新しいマジック「瞬間移動」を披露するのだが…。
一流のマジックはタネや仕掛けのないことを観客に確認させる「プレッジ」、パフォーマンスを展開する「ターン」、そして最後に予想を超えた驚きを提供する「プレステージ(偉業)」の3パートから成り立つという。そんな華やかな「プレステージ」の裏側にあるものを描いたのがこの作品。

そして次週公開、「セブン」のデビッド・フィンチャー監督最新作の「ゾディアック」。彼の作品は、オチを知ったとき「えっ、何だよこれ!!」と思うことが多いんだけど(「ファイト・クラブ」「ゲーム」など)、後々見返すと、すごく奥深くて味のある作品が多いですね。主演は、ジェイク・ギレンホール。

ゾディアック












サンフランシスコ一帯に“ゾディアック”と名乗る連続殺人鬼が現れた。管轄区内の4人の捜査官たちが殺人犯の捜査に奔走する一方で、まるで警察をあざ笑うかのように、不可解な暗号と手紙を残していくゾディアック。やがて4人の男たちは、謎めいた手がかりばかりが残されるゾディアック事件に取り憑かれていく――。

なんとなく、ブライアン・デ・パルマ監督の「ブラック・ダリア」をイメージしますが、彼のトリックに期待したいですね。

ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組