今日、上野動物園の双子パンダ・シャオシャオ、レイレイが中国に旅立ちました。
今日をもって日本にパンダがいなくなるという歴史的な日を迎えました。上野動物園は2008年のリンリン死亡から2011年のリーリー&シンシン来日の間の約3年間、パンダ不在の時期がありました。当時の石原慎太郎都知事が"中国嫌い"であったため、不在の間のパンダの貸与については色々と紛糾していたのを思い出します。それでもパンダはやってきて多くの人々を癒して楽しませてくれました。あの頃はまだ外交においても政治が大人で、日本が少なからず平和だったのです。
私は家族の入院が控えていることもあり、今回観覧の抽選申込みはしませんでした。
おそらく今後しばらくはパンダはやってこないのではないかと思います。シャンシャンが返還された2023年と比べると日本の空気がガラっと変わりました。今SNS上では現首相支持者や右傾団体の支持者を中心に「パンダ不要論」が汚い言葉で跋扈しています。"反知性"が溢れ、中国を叩くと政権の支持率が上がる、維持されるという排外主義や分断が横行する嫌な時代になりました。
パンダは日中関係の平和の証でした。日本にとって未知だった動物の飼育に多くの方が格闘されて飼育や繁殖のノウハウを蓄積してきました。この54年間の歴史は大事にするべきだと思います。
パンダたちにはありがとう!!と伝えたい。同じ空の下で元気に過ごしてもらいたい。これまで一生懸命飼育に関わったスタッフや関係者の皆様、パンダ貸与に関わる交渉に携わった皆様等々、関わられたすべての皆様本当にお疲れさまでした。そしてありがとう。
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