大学選手権2025

1.試合結果

■全国大学選手権大会(準決勝)

2.コメント

今年の準決勝はTV観戦でした。早稲田と明治が勝って、決勝は"早明戦"ふたたび・・・となりました。以下、簡単なコメントです。
■明治 vs.京都産業(観衆29,805人)はこちら

■早稲田 vs.帝京(観衆27,131人)
双方が短いフェーズでのトライを取り合って帝京が7点リード、ここから早稲田がPGとトライを重ねて後半23分までに17点差まで広げる。早稲田のメンバー交代などがあった後、帝京が1トライ返して10点差、残り8分近くあって帝京にも何度かチャンスがあったものの拙攻と早稲田の好守もあってこのままノーサイドでした。対抗戦は接点で帝京が優勢、外国人選手を中心にアタックとボール争奪で上回っていたが、このゲームは早稲田のクイックなボール処理で接点への集散をうまく回避していたのが効果的に見えた。矢崎君の復帰、キッキングゲームの活用も得点源になった。
TVで観ていて、なぜかいまひとつスイングしないというかノレなかったゲーム。「2秒、2秒」を連呼しすぎて少し辟易してしまった実況のせいかな。それとも割とフェーズの少ないトライが多く期待していたディフェンスのスリリングな攻防が無かったことが原因か。個人的には対抗戦の早稲田 vs.帝京の方が面白かったし、早稲田のゲームでみたら準々決勝の天理戦や対抗戦の明治戦の方がスリリングだった。帝京のゲームでみても3回戦の東洋大戦や対抗戦の明治戦の方が面白かった。見立ては難しいのだが、帝京が選手権に入ってもセットピースの脆弱性を十分に解消できていなかったこと、強度が試されるべき準々決勝の筑波戦が相手の怪我アクシデントなどによってワンサイドに終わったまま正月を迎えたということも影響しているのか。
帝京は2018-2020年度の3年間優勝を逃して、重いFW・強いFWに注力・回帰してここから4連覇。今季は主力の卒業もあり要のFWに不安材料が残ったままシーズンを過ごした印象。春のシーズンはU20などに選手をあまり出さずにチームビルディングにフォーカスしているように思えた。絶対王者としてのベースの強さはあったものの絶対的な強さをあまり感じさせることができなかった1年だったと思う。ただ帝京がラグビーをやる環境としては最も良いところであるのは変わらないと思うので、来年以降はまた反転攻勢してくるでしょう。私はジュニア選手権や練習試合などで帝京のメンバーの学年や出身校などをチェックすることがあってホームページをたまに見るのですが、部員の約80%が「医療技術学部 スポーツ医療学科」に所属しているのがわかります。その中には「スポーツ医療学科 トップアスリートコース」というスポーツ推薦者専用コースがあり、ホームページでラグビー部の写真が使われていることからも多くの選手はおそらくこの対象になっているのではと想像できます。コンセプトは「本コースはスポーツ推薦者専用で、これまで取り組んできた競技についてさらに深く学び、より技術面の向上をめざす人のためのコースです。入学後は講義や実習などと両立をしながら、自身の競技するスポーツに力を注いでいきます。」とのことなのでスポーツ中心の学生生活が約束されているとも言えます。「医療技術学部 スポーツ医療学科」が創設されたのは2007年、「スポーツ医療学科 トップアスリートコース」が創設されたのは翌2008年、帝京の連覇が始まったのが2009年度。直近16年で13回選手権優勝という驚異とも言える実績ですから、このコースが帝京の強さの土台の要因のひとつとなっていることは間違いなさそうですね。ここに生活改善や意識改革、食事管理やリクルーティング強化などが加わってくるわけです。"優勝必是"のチームですから、弱点だったところは徹底的に補強してくるので来年以降も強いことには変わりはないはずです。
■観客動員(2試合目)
・2025年度 : 29,805人
・2024年度 : 27,691人
・2023年度 : 19,745人
出場校が昨年と同じチームで今年は2,000人ほど増えています。

3. メディア・レビュー










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