
1.ラグビー大学選手権
サンスポなどでおなじみの吉田宏氏の記事です。大学選手権開催に向けてどう対応していくべきかなど提言がされています。
現状、関西大学Aリーグはリーグ戦を中止・代替試合を行う予定。ただ、同じ関西で開催される高校ラグビーは現時点では中止等の発表はなく、地方予選も始まっている。関西大学Aリーグは、天理大のクラスター発生、関西学院大の練習開始の遅れなどが中止決定の遠因の一つとなっている可能性があるが、開催をどこよりも早く決定したわりに、中止の決定も早かった。もう少し検討できなかったものか。花園(高校)は12月だから、その頃にはコロナが収まって開催できるという読みなのか。そもそもインフルエンザとコロナが相まって"第3波"が予想される秋以降は、どうなるのかまったく読めない。"GO TO"を推し進めている官房長官が新総裁になり、より経済にシフトしてスポーツ試合の観客枠増や"GO TO"東京解禁もあると言われている。加えて解散総選挙まで噂されている。そうなると"自助"という名のコロナの自粛が続き、対策がないまま"集団免疫"を目指すかもしれない中での決定はますます難しい…。"アスリート・ファースト"を考えると悩ましい事態である。
吉田氏は、1月2日の準決勝の日程にこだわらずに、もっと後ろ側の日程で組めば柔軟な対応ができるのではないかと提言している。「1月2日準決勝」については、2003年度の選手権を運営側の"失態"として、本来動かせない特別な日と定義している。
2003年度の選手権、明治を応援した一人として振り返ると、特に"失態"とは感じませんでした。唯一クレームを入れるとしたら、リーグ戦を戦う8チーム(ABグループで各4校)を決めるための予選の日程がギリギリまで発表されなかったこと。当時の明治は"暗黒時代"。地方試合の可能性(その時は福岡)が高く交通手段や宿泊の確保が必要だったにも関わらず、協会がなかなか発表してくれない。問い合わせても「まだ決まっていない」と返答されたのを覚えています。結局、福岡での試合になるとわかってから、ホテルを探してもどこも満室(学会等のイベントと重なっていたらしい)で、とりあえず行くだけ行ってキャナルシティの近くのファッションホテルに泊まりました。明治は予選で流経大に勝って、リーグでは瑞穂1試合・秩父宮2試合の計3試合を戦いました。このリーグはABの上位2チームが準決勝に進出するほかに上位3チームは日本選手権にも出られるインセンティブがありました。この制度はユニークで良かったと思います。1月2日はリーグの最終戦で秩父宮で明治 vs.帝京、早稲田 vs.法政で満員でした。明治は2敗していて準決勝進出は逃していましたが、日本選手権進出の可能性は残っていたため"消化試合"ではなかったのがポイントでした。個人的には、2012年度から4年間続いた「セカンドステージ」の方が、消化試合が多く好みではありませんでした。
日程については、伝統校と呼ばれている大学の固定された日程や1月2日の準決勝が集客上大事という方もいますが、私は試合開催優先でフレキシブルに対応するのが良いかと思います。あくまで選手たちがプレーできるにはどの日程と環境が必要なのかを考えてもらいたいと思います。
もし対抗戦が開催されないとしたら…と考えると複雑です。例年なら2020年度は選手権に5チーム出られるわけですが、それを決める代替試合のアイデアも難しい。一発勝負、公平性を考えて8校で抽選して4試合やって勝ったチームが進出。残り1校は負け残りのチームで戦って決めるとか。そうなると試合数が増える可能性もある。または、2019年度の対抗戦と選手権で1位と2位を占めた早稲田・明治はシードで選手権に進出させ、早明戦を行って1位・2位の進出順位を決める。残りの6校は抽選で決めて3試合、勝ったチームが選手権に進出、進出順位は2019年度の対抗戦の成績の良い順にする。これだと4試合で5校が決まる。でもものすごく公平性に欠ける。吉田さんも書いていましたが「選手が完全燃焼」できるシーズンにするには、何がいちばんいいのでしょうかね。いずれにしても南半球のNZのような市中感染対策をしない限りは、安心して実施できる目途が立たないし、ひいては観戦は難しいのではないかと思います。
2.早稲田大学
丸尾主将の取材記事です。期待のルーキー、伊藤大祐君の記事です。
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