
地上波でかつては当たり前のように存在した"洋画劇場"がほとんど姿を消して、今やテレビ東京の「午後のロードショー」が最後の砦。もう少しマクロで見るとBSプレミアムやBS各局に映画放映枠がシフトしているので、全体としては減ってはいないと思いますが、BSは意識していないと見逃してしまうことも多くて。
そんな「午後のロードショー」で先日『ミニミニ大作戦』をやっていました。2003年製作のリメイク版の方です。
なかなか1969年製作のオリジナル版のオンエアをやってくれないのが残念です。海外ではブルーレイ発売されているので、HDマスターはあるはずなのですが…
個人的には、オリジナル版が大好きです。90年代前半、セルビデオを発売する担当の仕事をしました。
オリジナルのキーアートがイラスト風のレトロ調だったので、当時の上司のアドバイスもあり、ミニクーパーのカタログで使われている写真がとてもかっこよかったので、当時田町にあったローバー・ジャパンに出向いて、写真素材の借用とパッケージ使用の交渉をして、日本オリジナルのキーアートを作ってスタジオの最終許可をもらって発売しました。
後にDVD発売されたスペシャル・コレクターズ・エディション(写真左側)のアウターケースのデザインは、当時担当して制作したデザインの面影を残しています。
オリジナル版でミニクーパーが登場するのは後半から。金塊強奪に成功した主人公一派(若きマイケル・ケイン)が3台のミニクーパーに金塊を移してイタリア・トリノの街中を逃走します。ドライビング・テクニックが秀逸で、車道以外の歩道や地下道、下水管の中などを疾走して、追いかけるイタリア警察(レトロなイタリア名車たち)を完全に小馬鹿にして見事に逃げ切ります。とにかくミニクーパーが可愛くてカッコいい。
スラップスティック満載のアクション・コメディなので、後半最後はかなりシュール。一見の価値ありの映画です。
2003年製作のリメイク版はクールなアクションテイストの現代劇。マーク・ウォルバーグ、シャリーズ・セロン、エドワード・ノートン、ジェイソン・ステイサムなど豪華キャスト。ミニクーパーは今のモデルに近いですね。
こちらはシンプルなアクションとして楽しめる1本です。
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