
今日からラグビーは今シーズンのファイナルを飾る日本選手権がスタート。
1回戦は大学選手権のベスト4の大学とトップリーグ勢の対戦。
帝京大学 31 対 25 NECグリーンロケッツ
興味は帝京がNECに勝つかどうかだったが、見事撃破。おめでとう。トップリーグ勢相手に勝ったのは、2005年の早稲田以来だから、その後のトップリーグの外国人を含めた強化の歴史を見れば、この勝利の価値は大きい。
帝京は大学日本一はもちろんのことだがトップリーグ勢撃破をチームの目標としてきた。
かつての明治も90年代は、大学日本一になって神戸製鋼にチャレンジするという目標でやっていたけど、志は高い方が良い。
この「トップリーグ勢撃破」の具体的な対策が、“サイズで負けない”チーム作りだろう。外人選手を起用しているNECのFWと比べても帝京のFWは遜色ない。ここでまず負けないことでようやく同じ土俵で勝負できるのだ。
それにしても大学選手権決勝以降の日程のブランクも感じさせず、目標にそってチームを調整して臨んだ手腕は凄い。岩出さんは19年目。長くチームを任されるメリットはここにある。短期で結果は出せなくても、徐々に学習して確実に成果として蓄積させていく。
接点やセットプレーではNECが試合巧者ぶりを魅せた。帝京はラインアウトがもう少し確保できていれば、さらに優位な試合運びができたのだろうが、それでも後半は終始リードを許すことなくNECを突き放した。前に出るディフェンス、個々の強さ、後半でもバテないフィットネス。本当に完成度の高いチームである。
明治は帝京に勝つには、同じことだがまずはサイズで互角かそれ以上にすることしかないだろう。すべて大きければいいわけではないが、サイズ負けしていたら帝京には永遠に勝てないと思う。この試合、明治にとって学ぶところが大きかったと思う。
帝京は、SO松田のゲームプランも素晴らしいが、SH流がまた攻撃のオプションをたくさん持っているのが強みになっている。SHが攻撃やエリアマネージの起点としても活躍しているのは立派。
明治は、SHの攻撃オプションが少ない。キックも使わない。このあたりも大胆に変えていってほしい。
SHは、東福岡からやってくるSOの松尾をコンバート、SOは堀米、FBに田村の布陣にしてみるとか。サイズと攻撃のオプションのバリエーション、そしてディフェンス力。いろんなことにチャレンジする1年にしてみてもいいのだはないでしょうか。
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