
今朝の朝日新聞に注目した。日本がスーパーラグビーに参入できるかどうかとの記事だが、これが可能になれば日本ラグビー界にとってスキル、チーム力ともに飛躍的にアップできる千載一遇のチャンスだと思う。
もちろん他にエントリーが予定されているライバル国の問題、費用や体制の問題、南アフリカへの直行便が無いなどの問題など解決すべきことは多いのだけど、新国立競技場建設に多大なお金をかけるくらいなら、こちらに少しでも回した方がリターンは大きい。以下、朝日新聞の記事より。
2019年に自国でのワールドカップ(W杯)開催を控える日本ラグビー協会が、南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」(SR)への参入を目指している。ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアと世界3強のプロクラブチームで構成されるリーグへ加入すれば、強化と普及は格段に進む。ほぼ日本代表でチーム編成し、海外リーグに参戦するという他競技にも類を見ない試みは実現するか。
SRは南半球3カ国の統一団体「SANZAR(サンザー)」が運営。16年度から現在の15チーム(3カ国で5チームずつ)を3増の18チーム編成とする。新参入チームはすべて南ア地区に組み込まれるが、ホーム・アンド・アウェー方式のため、8試合前後は当該国でも開催される。
すでに南アとアルゼンチンから各1チームが決定。日本は6月に意思を伝え、8月15日までにチーム編成、資金計画などを盛り込んだ報告書を出す。秋には新参入が決まる予定だ。
残り1枠を巡っては複数の都市が立候補している。最大の脅威はシンガポール。世界ランクは日本の10位に対して58位と低く、競技も盛んとは言えない。しかし、空調完備の新国立競技場があり、東アジアの金融の中心地になっているだけあって資金源も豊富だ。南アの有力企業が、シンガポールを後押ししているとの情報もある。
SANZARのトップ、グレッグ・ピータースCEO(最高経営責任者)は朝日新聞の取材に対し、新チームに求める四つの要素を提示した。�.蝓璽阿亮舛鯤櫃討襯繊璽猯廊�地元のラグビー人気、競技者数�C詫�的条件�ぅ謄譽喨�映やスポンサーが生み出す資金力。
� ↓△脇�本に分がある。代表の評価は高まっている上、「W杯を控え、ポテンシャルは高い」とピータースCEOも認める。��は日本―南アの直行便がないことが懸念材料。�い睥�勢が予想される。
■19年W杯へ大きな変革期
日本協会の矢部達三専務理事は「19年W杯へ強化を進め、アジアラグビーをリードする大義がある」と語る。資金・運営面では、トップリーグ参加企業などに呼びかけて、参入に向けた新機関を作る計画。国際ラグビーボード(IRB)の執行役員でもある矢部氏は、オレガン・ホスキンス副会長(南ア)らの支援も取り付けていると明かす。
SANZARは今回のリーグ拡大で、新たなラグビー市場の開拓に意義を見いだしている。一方で「彼らが一番大切にするのは、金を落とすか、だ」という見方もある。シンガポールを有力視する海外メディアの報道もあり、交渉する日本代表の岩渕健輔ゼネラルマネジャーは「状況は五分五分」と険しい顔で話す。
日本協会は国外のみならず、国内への配慮も必要となる。長い歴史を誇る日本選手権(昨季は2月半ば〜3月初め)や代表の春シーズンとSRの時期が重なるため、競技カレンダーの再構築が迫られる。選手の負担も増える。対応するには所属企業や大学との連携強化が欠かせない。参入レースは都市間競争の意味合いも濃く、参入が決まれば、協会は拠点とする予定の東京都も巻き込まなければならない。
SR参入は10年ほど前から検討されており、協会の悲願だ。報告書提出まで残された時間は1カ月。国際競争力の乏しさを指摘されて久しい日本ラグビーが、大きな変革期を迎えている。
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