俳優の蟹江敬三さんが亡くなった。享年69歳。ご冥福をお祈りします。
ドラマの貴重なバイプレーヤーであり、『ガイアの夜明け』に代表される渋いナレーターぶりも印象深かった。
私の印象に残っている蟹江さんのドラマは、TBSの日曜日の23時から放映されていた30分のオムニバス・ドラマ『泣きたい夜もある』の1エピソード「出発(たびだち)」を挙げたい。
オンエアは1993年7月25日である。今から20年以上も前の事。
泣きたい夜もある
このドラマは計25話。愛情、恋愛にちなんだストーリーを二人芝居、一話完結で描いていて、テーマソングが伊勢正三「ほんの短い夏」 。ドラマのテイストが切ない系なものばかりだったので、曲自体がとてもドラマにマッチしていました。
記憶が曖昧だがストーリーは、こんな感じだったと思う。3歳の時に両親が離婚して母親のもとで育てられた主人公の高校生が18歳の夏休みに、子供の頃に別れたきりの父親に会おうと長野県の岡谷から東京にやってくる。父親の経営している町工場に行き、父親に会うのだが、父親は無骨で何となく取っ掛りにくいタイプだった。自分が息子であることを明かせないでいると、そこに貼ってあった求人のビラが目に留まって、ひょんなことからバイトに応募してきた人物だと父親に勘違いされて、父の工場で働き始める。ところがある程度の技術を学んでいる者を雇ったつもりでいた父親だが、まったく仕事ができない主人公(当然だけど)に違和感を感じはじめる。主人公も父親の現在の暮らしを垣間見る。新しい妻がいて、確か二人の間に女の子がいた。もう父親は自分のものではないと悟った主人公。その後の父と子のやりとりは覚えていないが、最後は2人でキャッチボールをする感動的なシーンで終わる。今から思うと『フィールド・オブ・ドリームス』みたい。たぶんお互い、きちんと最後まで名乗りあわないまま、父親は自分の息子だとわかって相手をするのだ。
この主人公を演じていたのが、TOKIOの松岡昌宏だったのだが、私にはまったく記憶がない。
お父さん役の蟹江さんは印象に残っている。ちょっとぶっきらぼうだけど、最後は父親らしさをにじませる。
このシリーズ1話30分ながら起承転結がしっかりあって、コンパクトにまとめられた良質の作品が多いが、残念ながらDVD化はされていないのではないだろうか。
映画では、個人的に好きな『座頭市』(1989年)。極道・五右衛門の手下、仁という役。親分に媚びへつらい、調子が良くてちょっと間抜けでテキトーなやくざ者の役が印象的でした。最期は座頭市が身を隠していた簾のところに立ち小便をしているところをグサッと市にやられて絶命。このころから俳優初期の凶悪な役というよりは、少し愛嬌のある悪役にシフトしていったのかなと思います。
ドラマの貴重なバイプレーヤーであり、『ガイアの夜明け』に代表される渋いナレーターぶりも印象深かった。
私の印象に残っている蟹江さんのドラマは、TBSの日曜日の23時から放映されていた30分のオムニバス・ドラマ『泣きたい夜もある』の1エピソード「出発(たびだち)」を挙げたい。
オンエアは1993年7月25日である。今から20年以上も前の事。
泣きたい夜もある
このドラマは計25話。愛情、恋愛にちなんだストーリーを二人芝居、一話完結で描いていて、テーマソングが伊勢正三「ほんの短い夏」 。ドラマのテイストが切ない系なものばかりだったので、曲自体がとてもドラマにマッチしていました。
記憶が曖昧だがストーリーは、こんな感じだったと思う。3歳の時に両親が離婚して母親のもとで育てられた主人公の高校生が18歳の夏休みに、子供の頃に別れたきりの父親に会おうと長野県の岡谷から東京にやってくる。父親の経営している町工場に行き、父親に会うのだが、父親は無骨で何となく取っ掛りにくいタイプだった。自分が息子であることを明かせないでいると、そこに貼ってあった求人のビラが目に留まって、ひょんなことからバイトに応募してきた人物だと父親に勘違いされて、父の工場で働き始める。ところがある程度の技術を学んでいる者を雇ったつもりでいた父親だが、まったく仕事ができない主人公(当然だけど)に違和感を感じはじめる。主人公も父親の現在の暮らしを垣間見る。新しい妻がいて、確か二人の間に女の子がいた。もう父親は自分のものではないと悟った主人公。その後の父と子のやりとりは覚えていないが、最後は2人でキャッチボールをする感動的なシーンで終わる。今から思うと『フィールド・オブ・ドリームス』みたい。たぶんお互い、きちんと最後まで名乗りあわないまま、父親は自分の息子だとわかって相手をするのだ。
この主人公を演じていたのが、TOKIOの松岡昌宏だったのだが、私にはまったく記憶がない。
お父さん役の蟹江さんは印象に残っている。ちょっとぶっきらぼうだけど、最後は父親らしさをにじませる。
このシリーズ1話30分ながら起承転結がしっかりあって、コンパクトにまとめられた良質の作品が多いが、残念ながらDVD化はされていないのではないだろうか。
映画では、個人的に好きな『座頭市』(1989年)。極道・五右衛門の手下、仁という役。親分に媚びへつらい、調子が良くてちょっと間抜けでテキトーなやくざ者の役が印象的でした。最期は座頭市が身を隠していた簾のところに立ち小便をしているところをグサッと市にやられて絶命。このころから俳優初期の凶悪な役というよりは、少し愛嬌のある悪役にシフトしていったのかなと思います。
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コメント
コメント一覧 (2)
情報ありがとうございます。よく見つけられましたね。
アップされているうちに楽しみたいと思います。