<テレビ朝日>「日曜洋画劇場」を名称変更しリニューアル 洋画苦戦で大型ドラマなど投入へ
テレビ朝日は6日、4月期の改編説明会を開き、日曜午後9時からの「日曜洋画劇場」枠の名称を変更し、「日曜エンターテインメント(仮)」としてリニューアルすると発表した。45年の歴史を誇る洋画番組の名称を変更し、映画だけでなく、大型特別ドラマや豪華バラエティーなどのエンターテインメント番組も放送する。ただし、洋画を放送する際は「日曜洋画劇場」のタイトルは残すという。
 西新編成部長は「もちろん上質な映画は放送していきますが、映画以外にもプレミア感のあるエンターテインメントを投入していきたい。大型ドラマなどもかけていけたらと思っている」と説明。平城隆司取締役は「昨今の洋画の興行成績(が振るわないから)なのか視聴率が取れなくなっている。12年度に期待して投入した大作がなかなか数字を取れていない」と背景を明かし、「前は固定のお客さんがいたが、なかなかうまくいかなくなってきた。とはいえ45年の歴史ある日曜洋画なので大切にしていきたい」と語った。
 同枠では、すでに映画以外の番組を放送しており、昨年7月の「とんねるずのスポーツ王は俺だ!真夏の猛特訓スペシャル」が17.8%、同9月の「無人島0円生活3時間スペシャル」も18.3%とそれぞれ高視聴率を記録しているが、映画とその他の番組の比率について平城取締役は「決めかねているが、日曜洋画を中心としているのは間違いない。放映権の値段などもあるので、どちらが良いかを探りながら、視聴者の方々の反応を見ながら決めたい」と説明している。

これで「〜洋画劇場」と名のつく地上波のゴールデンの洋画番組の帯が消える。CXの「ゴールデン洋画劇場」と同じ運命で、洋画だけでなくドラマ特番やバラエティにも時間を割いて、効率よく視聴率を稼いでいく方針とみた。背景に洋画低迷はもちろんあるだろう。放映権料に見合った視聴率が取れていないという問題もあるだろうし、ANB的には視聴率戦争で上位に食い込んでいる現在、日曜9時代の2時間の編成は残しつつも選択と集中で、きっちり数字を取るという戦略なのかもしれない。
大作を放映権を獲得するのに「〜アマゾネス」とかB級/C級作品を何本かバルクでセット販売されて、それをうまく編成しながら日曜洋画劇場は淀川さんの名解説もあって独自の地位、路線を築いてきたのだが。洋画ファンとしては残念な限り。
というか洋画業界もダメだね〜。巨人戦が地上波から無くなって、日常の接触率が減って野球離れしていくように、これからますます洋画離れは加速していくに違いない。