長かった冬休みもあっという間・・・本当に私は時間の使い方が上手くない人間だ・・・
こんな寒さなので、結局引きこもって高校ラグビーの準決勝と昨日借りてきたブルーレイを一気に走破した。
花園は準決勝。組み合わせの妙と言うべきか、期待されていた伏見工や深谷、そして4連覇を狙った東福岡は既に姿を消している。
■常翔学園 vs.国学院久我山 (57 vs.0 ◎常翔学園の勝利)
前半の中盤までは、試合は成立していた。双方接点でのターンオーバーを繰り返して、非常に面白い展開。しかしながらボール・ポゼッションでは常翔学園が優勢。常翔学園の先制後、久我山の敵陣でのトライチャンスがあったもののものにできずに、その後は一気に常翔学園ペースの試合になってしまった。常翔学園のSH/FBの重君が非常に良いパフォーマンスを魅せた。彼をしっかり止められなかったのが敗因の一つ。彼は帝京に進むらしいが、帝京は伏見工の松田も含めて、いい選手を確保できている。かつての関東学院が確保していた選手枠をそのまま持っていっている感じだ。久我山は攻めに転じた時のパターンが少なく、なかなか得点まで持っていけなかった。
■御所実 vs.茗渓学園 (48 vs.17 ◎御所実の勝利)
しぶといディフェンスで僅差を勝ち抜いてきた御所実と東福岡を破って勢いに乗る茗渓学園の対決。FW戦、特にモールを組むと御所実が圧倒的な優勢。茗渓学園は、スペースを突いてBKのロングゲインで敵陣に進む展開。ここでも御所実の規律あるディフェンスがワークした。ここぞという時の茗渓学園のHB団のパスワークがことごとく不安定で、きちんとつながらない。パスが高いか強いかのどちらか。このミスを終盤、御所実がターンオーバーも含めて逆襲して、一気に点差を広げた。
準決勝は、予想以上に点差が広がってしまったが、実力以上のものではないと思う。高校ラグビー故の修正力やマインドセットによって一気に流れが傾くという展開だったのでは。
これで決勝は常翔学園 vs.御所実の関西勢の対決。どちらも強烈に強い個性のある選手を擁したチームと言うよりは、チーム全体のまとまりで勝ってきたチーム。強いて言えば常翔学園の重を止められるかどうか、これが御所実優勝へのキーワードではないだろうか。

ブルーレイは、久しぶりに昨晩に3作品。今日2作品を視聴。視聴順は下記の通り。
�.謄襯泪─Ε蹈泪�
��J.エドガー
��ヒミズ
�ぅ澄璽�ナイト・ライジング
�ダ鏖个稜�

あえてメディアミックス映画の典型的事例、「テルマエ・ロマエ」を観た後に、ハリウッドの良心、重厚なイーストウッド監督作品「J.エドガー」を観るという趣向。
個々の作品の感想は、後日触れたいと思うが、やはり今の日本人の映画鑑賞レベルの基準が、「何も考えないでお気楽に笑える」「ほどほどに感動する」というところにあるのが今さらですが・・・よくわかった。そこに需要があるのは過去の事例で十分わかっているから、あとはバランス感覚でそれにマッチしたものを商業的に供給するという仕組みをしっかり“愚直に”押さえている。しかしながら、かつてのハリウッド映画のカルチャー・ギャップコメディのレベルと比してしまえば、まったく次元違いとしか言いようのない作品だが、これを今の日本映画市場のスタンダードとして認めるとすると、今の洋画作品はこの日本人受けするスタンダードな作品は、おそらくないのではないかと思った次第。この作品が60億円近くも稼ぎだす事実。製作費(原価)を考えれば、TV局や配給会社、広告代理店等にとっては絶対にやめられない金を生む卵には違いない。
テルマエ・ロマエ Blu-ray豪華盤(特典Blu-ray付2枚組)
テルマエ・ロマエ Blu-ray豪華盤(特典Blu-ray付2枚組)

さて“お口なおし”ではないが、良作「J.エドガー」を続けて観る。アメリカのFIB史に刻まれる初代FBI長官ジョン・エドガー・フーバーの生涯を描いた伝記的作品。個人的にはCIA史に関わった「グッド・シェパード」をオーバーラップする作品ではあるが実在の人物の生涯を、綿密に描き切っているところがイーストウッド・クオリティだろう。しかし作品に興味が無い日本の若者には全く響かないのだろう・・・しかっりストーリーを追うにはそれなりの関心と集中力が必要だ。これが無い人は、「テルマエ〜」に流れてしまう。
J・エドガー Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
J・エドガー Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)

そして期待しつつ映画館に行けなかった「ヒミズ」をようやく鑑賞。
しかし、これがまったくの期待外れ・・・園子温監督の近作「冷たい熱帯魚」「恋の嵐」に比べると、何かエネルギーのようなものを感じない。自分の価値観や感傷を抉られるようなアプローチも無い・・・これまでの作品に出てきたおなじみの俳優さんたちを脇に添えて、若い主演2人の芝居を回している感じで、終始緊迫感に欠ける展開だった。これは原作を少し読んでから観たほうが良かったのか。震災に絡めたシークエンスもしばしば。これが今一つ、メッセージとして噛み合っていなかった。
ヒロインの二階堂ふみはとても可愛い。ポスト、宮崎あおいだろうが似すぎているのがどうか。
ヒミズ コレクターズ・エディション [Blu-ray]
ヒミズ コレクターズ・エディション [Blu-ray]

残りの2作品は、どちらも素晴らしいの一言。ただ興行的にはかつてのように爆裂していないのが現状。邦画でこれと同じコンセプトを作れと言ってもできないレベルなのは確かだが、邦画を観るレベルでは、一部が落ちこぼれてしまうのも確か。これが難しい。