今年の年末ほど、つまらない番組が多い年は無いのではないか、というくらい見たい番組がない。うわべだけの景気回復で実感を伴わない一般庶民に対しては消費感覚に訴える番組制作もできるわけもなく、ヤラセや偽装に神経質になった結果、ありきたりなバラエティーに収束させた感じだ。その中で秀逸なドキュメンタリーがこの時期オンエアされている。それはプロ野球で自由契約になった選手の敗者復活チャレンジであるトライアウトのドラマだ。一番胸を打たれるのが選手の家族、特に奥さんの愛と支えだ。プロ野球の選手の奥さんだから皆さん綺麗な方が多い。そんな方が気丈に家族を盛り上げて、旦那を応援する姿は感動的だ。球団からの連絡を待つ何日間かは就職活動の内定を待つ気分に等しくまた厳しさではその比ではないだろう。なんか家族がいいなあと思う瞬間でもあるのだ。