『ボーリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』のマイケル・ムーア監督の最新作がやってくる。そのタイトルは『シッコ』。今回はアメリカの医療保険にメスを入れている。今や医療保険の色んな問題はアメリカだけではない。日本の医療財政も年金と同じく実質破綻しているのが現状だ。
私が社会人になったときは、サラリーマンは1割負担だった。それが今や3割負担かつ医療保険も上がっている。自分を取り巻く医療の環境も大きく変わっているのだ。
私は2年前に扁桃腺を悪化させて大学病院に10日間入院した。そのときの入院費関連で約12万円を支払っている。医療費は基本、治療を受けたときに払わなくてはならない。つまり保険関連で高額医療費を払い戻したり、民間の医療保険や簡保などの手続きはその後である。つまりお金はある程度持っておかなくてはならないのだ。私は、結局加入していた、養老保険の医療特約・簡保・都民共済+高額医療費払い戻しの組み合わせでなんとか出費分をカバーしたのだが・・・もっと重病だったらカバーは難しかったかもしれないのだ。
今回の『シッコ』は、その保険が色んな理由で支払われないケースなどを取り上げて、その背景にある政治や官僚制度にメスを入れている。自分の身は自分で守るという時代に、実はそのための「保険」が機能していないという事実に驚愕しそうで怖い。この映画は要チェックしたい。

医療保障の破滅によって崩壊し、粉々にされ、場合によっては絶たれてしまったごく普通のアメリカ人数名のプロファイルで幕をあける本作は、その危機的状況が、4700万人の無保険の市民たちだけでなく、官僚形式主義によってしばしば締め付けられながらも保険料を律儀に支払っている、その他数百万人の市民たちにも影響を及ぼしていることを明らかにする。いかにしてこれほどの混乱状態になったのか、それだけを述べた後、観客はすぐに世界へ連れ出される。カナダ、イギリス、フランスといった国を訪れるのだが、それらの国々では、国民全員が無料医療という恩恵を受けているのだ。またムーアは、9・11事件の英雄の一団を集結させる。彼らは、アメリカにおいて医学的治療を拒否され、今も衰弱性疾患に苦しむ救助隊員たちであった…。
オスカー受賞作『ボウリング・フォー・コロンバイン』や、ドキュメンタリー作品として最大のヒット作となった『華氏911』という草分け的作品に続くマイケル・ムーアの最新作。常軌を逸した、時に残酷ともいえるアメリカの医療制度を率直に語る作品であり、基本的な健康保険を求める中で、途方もない、奇妙な困難に直面する一般の人々の声が綴られている。マーク・トウェインやウィル・ロジャースの伝統を受け継ぎ、本作はユーモアを活用してこれらの切実な話を物語り、ある代替案が唯一最善の答えであるという結論に観客を導いていく。(作品資料より)
医療保険を払わない保険会社に立ち向かった新米弁護士の映画『レインメーカー』を観ておくのも良いかも。この映画の法廷劇は、秀逸。ジョン・グリシャム原作、F.F.コッポラ監督作品。
レインメーカー
私が社会人になったときは、サラリーマンは1割負担だった。それが今や3割負担かつ医療保険も上がっている。自分を取り巻く医療の環境も大きく変わっているのだ。
私は2年前に扁桃腺を悪化させて大学病院に10日間入院した。そのときの入院費関連で約12万円を支払っている。医療費は基本、治療を受けたときに払わなくてはならない。つまり保険関連で高額医療費を払い戻したり、民間の医療保険や簡保などの手続きはその後である。つまりお金はある程度持っておかなくてはならないのだ。私は、結局加入していた、養老保険の医療特約・簡保・都民共済+高額医療費払い戻しの組み合わせでなんとか出費分をカバーしたのだが・・・もっと重病だったらカバーは難しかったかもしれないのだ。
今回の『シッコ』は、その保険が色んな理由で支払われないケースなどを取り上げて、その背景にある政治や官僚制度にメスを入れている。自分の身は自分で守るという時代に、実はそのための「保険」が機能していないという事実に驚愕しそうで怖い。この映画は要チェックしたい。

医療保障の破滅によって崩壊し、粉々にされ、場合によっては絶たれてしまったごく普通のアメリカ人数名のプロファイルで幕をあける本作は、その危機的状況が、4700万人の無保険の市民たちだけでなく、官僚形式主義によってしばしば締め付けられながらも保険料を律儀に支払っている、その他数百万人の市民たちにも影響を及ぼしていることを明らかにする。いかにしてこれほどの混乱状態になったのか、それだけを述べた後、観客はすぐに世界へ連れ出される。カナダ、イギリス、フランスといった国を訪れるのだが、それらの国々では、国民全員が無料医療という恩恵を受けているのだ。またムーアは、9・11事件の英雄の一団を集結させる。彼らは、アメリカにおいて医学的治療を拒否され、今も衰弱性疾患に苦しむ救助隊員たちであった…。
オスカー受賞作『ボウリング・フォー・コロンバイン』や、ドキュメンタリー作品として最大のヒット作となった『華氏911』という草分け的作品に続くマイケル・ムーアの最新作。常軌を逸した、時に残酷ともいえるアメリカの医療制度を率直に語る作品であり、基本的な健康保険を求める中で、途方もない、奇妙な困難に直面する一般の人々の声が綴られている。マーク・トウェインやウィル・ロジャースの伝統を受け継ぎ、本作はユーモアを活用してこれらの切実な話を物語り、ある代替案が唯一最善の答えであるという結論に観客を導いていく。(作品資料より)
医療保険を払わない保険会社に立ち向かった新米弁護士の映画『レインメーカー』を観ておくのも良いかも。この映画の法廷劇は、秀逸。ジョン・グリシャム原作、F.F.コッポラ監督作品。
レインメーカー
コメント
コメント一覧 (2)
まずは、週末チェックして、コメントしたいと思います。
おすぎはテレビでちょっと辛口でした。
マイケル・ムーアも売れてお金持ちになってしまい、かつての毒気が無い、みたいな感じだったかな。
すいません、詳細は忘れました。