仕事で次世代ディスクであるブルーレイに関わっているので、どうしても再生プラットフォームの動向に気が行く。
DVDの爆発的な普及に寄与したのが、PS2だった。発売のタイミングで「マトリックス」のDVDが発売され、ゲーム機を買ったユーザーは、初めてのDVDとして「マトリックス」を買ったのだ。
今回も同じシナリオをソニーは描いた。特にかつてのDVDの規格競争では東芝に負けたこともあり、今回のブルーレイは創業者利益も手に入れなくてはならないから、命を懸けていたのだ。
でも結果は、Wiiに惨敗。今日の夕刊フジによると既に出荷で3倍と、水をあけられた格好だ。(以下記事より)

任天堂Wiiが圧勝…177万台でPS3の3倍超!
DSも372万台でPSPを圧倒


ゲーム情報誌大手・エンターブレイン(東京)が発表した2007年上半期(1−6月)の国内ゲーム市場統計によると、家庭用ゲーム機では据え置き型、携帯型とも任天堂がソニーを圧倒した。「ニンテンドーDS」で火が付いた任天堂の勢いはかき入れ時の年末商戦に向け、ますます加速していきそうだ。

 据え置き型の国内販売台数は、任天堂「Wii(ウィー)」が177万台に達し、50万台のソニーの「プレイステーション(PS)3」に圧勝した。携帯型でも「ニンテンドーDS」が372万台だったのに対し、「プレイステーション・ポータブル(PSP)」は102万台にとどまった。据え置き型、携帯型とも任天堂の販売台数がソニーの3倍強と大きく突き放した。

 こうしたゲーム機とソフトを合わせた市場全体の規模は前年同期比25.8%増と急拡大する中、昨年11月に投入されたPS3の苦戦は明白だ。標準価格がWiiのほぼ2倍にあたる4万9980円と高価なうえ、ソフトのソニー離れも不安材料となっている。

 例えば、大人気ソフトの「ドラゴンクエスト」シリーズ。2000年発売の7作目から「PS」などソニーのゲーム機向けに発売されてきたが、今年発売予定の9作目から任天堂のDS向けに移る。

 世界市場に目を向けると、DSが3月末までに世界で4000万台以上を売り上げる大ヒット。次世代の据え置き型ではマイクロソフトの「Xbox360」が累計出荷台数1100万台を超えるなど先行している。

 これまでソニーが7割のシェアを占める牙城とされた米国市場でも、調査会社NPDがまとめた1月の統計ではWiiの売り上げがPS3を上回り、業界に衝撃を与えた。

 ソニーはゲーム部門が07年3月期決算で2323億円の営業赤字を出し、今期も赤字が続く見通し。これに対し、任天堂は今期の売上高で創業初の1兆円台を見込むなど、勢いを増している。

 こうした勢いの差を反映して、先月25日の東京株式市場では一時、任天堂株が上場来高値となる4万6350円まで上昇し、時価総額が約6兆5600億円となり、ソニーの時価総額(約6兆4800億円)を初めて上回った。

 ソニーにとって、ゲーム部門のテコ入れは待ったなしとなっている。(ここまで)

確かにハリウッドのスタジオの大半の支持を取り付けて、HD DVD陣営には「勝利宣言」をしているわけだが、ハードもソフトも頭打ち。ハードのゆっくりとした戦略にソフト陣営は頭を悩ませているのだ。

PLAYSTATION 3(20GB)

★スペックは最高、Blu-rayプレイヤーとしてのコスト・パフォーマンスも良し。
どうして売れないのだろうか。