
振り返り
1月も終わろうとしているので、大学選手権について簡単にまとめたいと思います。
一言でいえば、「天理おめでとう!! & 明治と早稲田は残念・悔しい…」というところです。私に至っては準決勝を観に行けなかったことで、明治の最終試合を現地で見届けられなかったのがさらに残念…というのが率直な心境です。明治の最終試合を観られなかったのは2016年度以来です。暗黒時代も含めて最後の試合は見届けている方なので、好きだった箸本組のラストは目に焼き付けておきたかったです。
コロナ禍で迎えた特別なシーズンでしたが、選手権に入ってからは天理のパフォーマンスの高さが際立っていた印象です。天理が早稲田や明治と比べて決定的な戦力の差があったのか、それともコロナ禍での特別な事情がこの結果を生んだのかは私のような素人では読み解けませんが、勝手な私的の斜め読みで以下の要因を想像しました。これらの要因で、天理が日本一となる一因となることが仮にあったとしても、それを現実に手繰り寄せたのはチームの努力と実力プラス運であり、今年のチームはしっかりと準備して戦ったということに尽きるのではないかと思います。
�ヾ愿譴亮舁彗膤悗箸亮蟾腓錣察幣径垰邱腓篶�習試合等)が無かったこと
�▲灰蹈粉鏡�のクラスター発生を奇貨としたこと
➂"日本一"を目指すマインドセットとモチベーションが他校を上回っていたこと
�こ姐饋輿�手3名の登用ルールの効果
��"天敵"東海大がトーナメントの山に入らなかったこと
➅コロナの影響で試合会場の観客制限、応援の制限等により"アウェイ感"を感じない試合を戦うことができたこと
�Г海譴蕕鮖戮┐織繊璽爐亮堕召機⇔薺契気靴機�
・・・あたりがポイントだったと思います。
�,砲弔い討蓮�強豪チームとの試合経験が少ない天理に不利という見方もありますが、関東のチームから見ると手合わせしてないことで肌感がわからず、"フィフィタ対策"などシンプルな対策を準備するしかなかったことが予想され、ゲームの入りで受けてしまうというリスクにもつながったのではないかと推察します。�△砲弔い討蓮▲�ラスター発生による活動休止、大学への誹謗中傷などでチームとしてはかなり苦労されたと思います。ただ感染が起こったタイミングが早かったことでリーグ戦に間に合ったこと、活動休止で早期に一旦リセットできたことで、感染リスク(集団免疫できたかどうかはわからないが)については意識変革と対策がしっかりできたのではないかと思います。逆に他校は明治の"八幡山ロックダウン"のように長期にわたる自主管理と自粛でかなり選手も関係者も疲弊していたのではないかと想像されます。➂については、天理がいちばん「日本一」を目指していたと感じました。主力の大半が今季に卒業することから、優勝へのラストチャンスという気持ちも強かったと思います。明治は昨年度決勝で負けた早稲田へのリベンジがあったと思いますが、対抗戦でリベンジは一度は達成したことで、その先をどう見据えていたか。漠然と早稲田との再戦をイメージしていたのか。また、早稲田はどのように捉えていたのか。選手権で対抗戦のライバル校の慶應と帝京を撃破、再び選手権で明治を破っての日本一をイメージしていたのかどうかはわからない。その中で天理は過去2年の悔しさをバネにしていちばん「日本一」への執念がソリッドだったように思う。明治戦、前半のSH藤原君が起点となったトライ(ペナルティからのクイックプレー、一度はレフリーに止められたものの再度チャレンジしてトライに結びつけた)などは、個人的には好みのプレーではなかったですが勝利と得点への執念を感じたプレーでした。�い�2018年度から3名まで外国人選手(帰化した選手は含まれない)のプレーでの起用が認められましたが、そのアドバンテージがコロナ禍で現れた1年ではなかったかと思います。�キΔ蓮岷拭廚任靴腓Δ�。天理が勝てていない東海大にコロナ感染があり、流経大がリーグ戦1位となるチャンスがありましたが、それを生かせなかったため天理は東海との対戦を回避できました。もちろん戦っていたら勝っていたかもしれませんが、流経大よりは戦いたくなかった相手です。➅は戦う環境としては大きかったはずです。満員の大観衆、ほとんどは対戦相手の応援だとパフォーマンスは出しにくかったのではないかと思います。これらからおそらくは、「前半、特にゲームの入りで勝負を決める」という戦術が生まれてそれがワークしたのではないでしょうか。明治戦を観た早稲田でも対策を講じられらかった。ここまでの要因を体現できたのは、小松監督以下選手のまじめな取り組みだっと思います。改めて、天理の努力に敬意を表します。
メディアレビュー
優勝することのベネフィット
スポーツ故に勝ち負けがつきものであり、優勝すればラグビーマガジンの表紙にもなるし、チームをテーマにした本の出版のオファーもあるかもしれない。ある意味、「勝てば官軍」の厳しい世界ですが、今後も切磋琢磨して各校は大学ラグビーを盛り上げてもらいたい。高校ラグビーも外国人留学生が増えていると感じたので、大学も多様化の波は避けられないでしょう。花園のスター選手が多く入部する伝統校、付属の高校を強化する大学、天理のように素材から磨いていく大学など今後の勢力図を緩やかに見ていきたいと思います。
振り返ると今年の明治の敗戦は、1992年度の準決勝のvs.法政大のときのようでした。奇しくも早稲田も決勝で負けている。ということは、翌年(今季)はリベンジする年になると期待しています。
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