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開幕節は、昨年よりプラス3万人の動員だったとのこと。なかでも神戸製鋼の開幕戦は、昨年より4倍の動員。ここにもW杯効果が見えて取れる。
ざっくり試合別の実績をエクセルに転記してみた。「収容率」は観客数を会場のキャパ数で割ったもので、割合が高ければ満員に近づき"入っている感"がわかるというもの。TV中継は主にバックスタンド側を映し出しているので、ここが埋まっていると「おっ、今日は入ってるな」感を視覚で感じて、フルキャパシティに近づいているというイメージになると思う。
トップリーグ2020_1
ただし、試合別にみると会場・対戦カード・チームによって当然その優劣は出てくる。メディアは良いところだけを切り取って伝えるところがあるので、少し注意が必要だ。
秩父宮は、東芝とサントリーの"府中ダービー"があり、加えてNTTコムの関係者の動員力も高いものがあるのでそれが奏功したのではないだろうか。ヤマハスタジアムは、近隣同士の人気チームのカードであったし、神戸は神鋼のホーム+キャノンのW杯選手(田中&田村等)の人気が支えたことが想像できる。熊谷は、今季からパナソニックの新ホームであることやW杯選手が多数出場したこと、スタジアム改修で観戦環境が格段に良くなったことも影響していると考えられる。
TV中継で"埋まっている感"を感じた秩父宮、磐田、熊谷、神戸を見る限り、キャパに対して65%くらいの動員をクリアすれば、それなりに見栄えが良くなるのだと思う。
逆に花園と福岡は相対的に苦戦。もちろん去年より数字は良いはずですが、花園のバックスタンドは、寂しかった。リーグの中位から下位のチームは動員力でどうしても劣ってしまうので、手立てが必要になるでしょう。
放っておくと人気チーム、人気カード、アクセスしやすい会場というスペックの高いカードに局地化していき、そのトレンドが明らかになっていくと思います。将来のプロ化を考えるなら、この壁は超えなくてはならないものであり、当然対策が必要になってくるものと思います。いきなり地域密着、独立採算を打ち出すのは難しい。結局、プロ化の際にチーム数を減らすという話と少なからず関係してくるのではないかと邪推してしまいます。

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