
今日が年度末ということで、明治の2018年度を振り返っていなかったので、ごくごく簡単にまとめます。
2018年度は、見事22年ぶりに大学日本一の栄冠を手に入れることができました。その要因等と対抗戦、ジュニア選手権、大学選手権を簡単に振り返ります。
敗戦を生かせるチームに成長
2018年度は、対抗戦で早慶両校に敗戦。これまでだと選手権で下降トレンドになって負けパターンとなることが多かったですが、負けるごとにチームがまとまることができたのが最大の強みでした。話し合える4年生、選手権前に心を一つにできたことが大きかったですね。王者帝京に負けなかった1年
帝京に春夏秋と1度も負けなかった1年でした。慶應に負けた後の帝京戦も、春夏に勝った自信があったから勝てたのでしょう。この後、早稲田に負けるわけですが、実力値では対抗戦勢の中では劣っていないということを裏付けていたと思います。
怪我人を最小限にメンバーの最適化に成功
今年は、怪我人は何人か出たにせよ、本番でしっかりと揃った稀有な年だったと思います。結果、FW第一列は、「安・武井・祝原」でも「斎藤・松岡・吉岡(笹川)」のどちらのパックでもそん色なかった(決勝戦のラストの局面で投入できた)し、SOの松尾・忽那の使い分けもうまくできた。
悪天候が多かった1年
振り返ると、青学戦、日体大戦、慶應戦、立命館戦、東海戦は雨。日体大戦は台風のため、12時まで試合開始の有無がわからないくらいでした。唯一晴れたのが、筑波戦と準決勝の早稲田戦くらいでしょうか。悪天候だと得点が入りにくいので、得失点差になったときに不利でしたが、それよりも怪我人があまり出なかったことの方が大きかったと思います。対抗戦:3位(選手権は4位枠)
■青学大戦 88 vs.0■日体大戦 31 vs.17
■筑波大戦 66 vs.21
■慶應大戦 24 vs.28
■帝京大戦 23 vs.15
■早稲田戦 27 vs.31
青学大戦の射場君のトライは、後に準決勝の早稲田戦のトライにつながるものでした。祝原君の突破は、天理戦でも健在でしたね。
慶應戦の敗戦は、セットプレーの改善という意味でチームに気づきを与えました。これがその後に生かされたと思います。
★青学戦の射場君のトライと祝原君の突破


ジュニア選手権:優勝
■流経大戦 52 vs.19■慶應大戦 33 vs.45
■帝京大戦 19 vs.14
■東海大戦 38 vs.36
■慶應大戦 57 vs.33(準決勝)
■東海大戦 42 vs.26(決勝)
ジュニア選手権も、カテゴリー戦の慶應戦の敗戦を次戦以降にうまく生かすことができました。
また、舟橋君以下4年生がしっかりリーダーシップを発揮してチームをまとめました。苦戦した慶應、東海を決勝トーナメントでしっかり勝ち切って優勝したのは見事で、Aに勢いを与えてくれました。
大学選手権:優勝
■立命館戦 50 vs.19(3回戦)■東海大戦 18 vs.15(準々決勝)
■早稲田戦 31 vs.27(準決勝)
■天理大戦 22 vs.17(決勝)
対抗戦の早稲田戦後の明治は、4年生を中心にリセットに成功。早稲田戦の堅苦しさ、定型過ぎたプレースタイルを排して、伸び伸びとプレーできたと思います。
立命館戦のMVPは片倉君だと思います。相手のマイボールラインアウトを1本目からスティールに成功し、セットプレーで圧力をかけて制圧しました。以降の彼の活躍は周知のとおり。
東海大戦が選手権のひとつの山場でした。ここを勝てば、優勝がかなり見えてくるくらい大事な一戦で最もスリリングでした。ディフェンスがこの試合からかなりブラッシュアップしてきたこと、同点後のキックオフリスタートのプレー判断の成功でキツい試合をものにできたのが大きかったです。
早稲田戦、天理戦はラストは冷や冷やさせられましたが、基本、明治がゲームを終始支配できたゲームだったと思います。そういう点では、やはり東海大の壁を破ったのがフックでしたね。
早稲田戦、天理戦はFW戦でトライを決めた武井君の強さも光りました。
★立命館戦の片倉君のラインアウト・スティール

★青学大戦のプレーをオーバーラップさせた射場君(準決勝・早稲田戦)と祝原君(決勝・天理大戦)


★FW戦を制した武井君のトライ(早稲田戦と天理大戦)


最後に
選手及びスタッフの皆さん、改めて優勝おめでとう。2018年度は本当にワクワクした楽しい1年でした。卒業する選手たちは新天地での活躍を、残る選手と新1年生の皆さんは連覇を目指して更なる挑戦を期待しています。優勝できたことによって、これまでより視界が広がったと思います。チームとして私生活を含めて規律あるものを目指すというのも、成長の証だと思います。
2018年度、ありがとうございました。2019年度も引き続き楽しませていただきます。
(※文中の固有名詞(選手名等)は敬称略とさせていただいております。)
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コメント
コメント一覧 (3)
今年は、W杯開催による変則的な日程を、怪我人なくどう戦うかでしょうか。
Aを2チーム作るようなイメージで、タイトなスケジュールを戦っていけるか、春シーズンからチャレンジが続きそうです。
今年は、早稲田は主力BKが残るし、帝京も反撃に出るでしょう。東海は主力外国人卒業に代わって入る大型の外国人がどれだけワークするか注目ですね。
平成の最強チーム帝京を破り、平成最後の大学チャンピオンを明治が奪還できましたね。昨年度は、東海とのゲームが一番ヒヤヒヤしました。東海は多くのスタメンが残っているので、今年度も難敵になりそうです。
ですが、令和最初のチャンピオンは明治です!!がんばれ〜
やはり帝京に一度も負けなかったのは 帝京を超えることが自力の証拠として意識していたということでしょうか。
こうしてくまちゃんに習って振り返ってみますと,
早稲田、慶応にそれぞれ一杯くわされた、天理に春夏やられたあたりは 新シーズンの真価を占うポイントになる気もします。
もっとも大学選手権にすべての照準を合わせるとなれば いろいろな勝ち方負け方が 途中あるのかもしれませんね。