試合結果
■明治 68 vs.28 筑波・ラグビー部 筑波大にダブルスコアで勝利 後半に底力を見せた/関東大学対抗戦
観戦メモ
トップリーグ観戦を除けば全早慶明ラグビー以来の秩父宮。概ね好天。曇ったり日差しが出たり、でも紫外線が強くて暑いバックスタンドでした。
明治は、筑波に快勝。両校ともミスの少ない好ゲームでした。
【前半】
両チームとも前回の試合の課題をブラッシュアップさせて進化を見せた前半。
明治は、FWの連続攻撃の精度を上げてミスなく先制トライを奪う。明治としては、上々の出だし。
筑波は、慶應戦で劣勢だったセットプレーを修正し、明治のスクラムやラインアウトをよく研究して対応した。
またキックオフのリスタートプレーの対応がやや雑な明治の弱点を突いて、キックオフも工夫して攻めて先制を許した直後に明治のタッチキックをチャージして、すぐさま同点に追いついたり、守備が薄いエリアに蹴ってノックオンを誘発させるなど、筑波も試合巧者ぶりを発揮した。
とりわけ明治のキックプレーに対する対応はかなり研究していて、まっすぐにロングに蹴り返してエリアをしっかり戻すことに奏功。
明治のSH福田のボックスキックがやや長めで相手22m内に入ることが多く、それをうまく蹴り返されて明治はしばしばエリア的にピンチを招いた。
明治は、理詰めで取られたトライは少ないものの、筑波の作戦が奏功して取ったり取られたりが続いた前半最後。明治はここでもFWに徹底的に拘った攻めを見せ、ロスタイムに入った時間に連続攻撃からトライ/GKで同点に追いついた。
前半を21 vs.21で折り返した両校。
明治としては、この同点トライが効いたかなと思います。前半、筑波は用意したプレーや奇策が生きつつもリードを奪って終えることができなかった。理詰めで取られたトライが少なかった分、明治が焦らずにFWで仕掛けて同点に追いついたのは素晴らしい。前半はFWの連続攻撃でミスらしいミスがほとんどなかったのが進化の証。
前半の両校のハードなコンタクトの応戦で、後半、筑波はフィットネス的に厳しいかなという感じがしました。
【後半】
明治の"修正力"が問われた後半。
明治は、前半から自陣からのFW⇒バックスへの展開でハーフウェイ付近までは確実にゲインできていたので、後半は更にアタックの精度を上げてきた。
ボールのポゼッションを重視して、不用意なキックは抑えて、筑波の両サイドのディフェンスの穴をうまく突いてFW/BKの一体的な攻撃で一気に優位に立って、試合を決めました。
後半は、完全に明治のワンサイド。
前半の攻防で筑波は予想通りフィットネスが落ちていたし、明治は武井、箸本、石川など積極的に後半最初から投入してリズムを作ってテンポを上げたのが勝因の一つではないでしょうか。
後半は、47 vs.7と押し切って勝利しました。
【雑感】
今年のFWのアタックは、コンタクトを恐れずに前へ、前へと愚直に進んで素晴らしいです。
倒れても各々が少しでも前に行こうと、しっかり足を掻いて進むところに意思統一を感じました。
3列のポジションは、ベストな編成ですね。No.8を中心に3人ともペネトレーターとしてワークしている。
今日の課題。キックオフのリスタートプレーは、国際試合でも重要視されているシークエンスで、明治はその対応は今一つで、そこを前半に狙われて失点したので、次戦以降は注意して臨むプレーだと思いました。
後半は、ポゼッション重視でしっかりとつなぐプレーが見事でした。田中HCのサントリー仕込みのプレースタイルの片鱗が少し見えた瞬間でした。
明治のペナルティ1回は評価に値します。また不用意なハンドリングエラーもほとんどありませんでした。
さて、筑波を破って、大学選手権進出が見えてきました。
次のターゲットとなる慶應に対しても、しっかりと戦略を練って臨んでもらいたいと思います。
メディアレビュー
・明治が10トライで2連勝。・鍛え方が変わった明治大 後半に7トライの猛攻で筑波大に快勝
・明大、後半7トライの大爆発で筑波大を粉砕 メイジの新勝利の方程式だ!
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・【関東大学対抗戦A】大勝も内容はそれぞれ。早慶明が今季2勝目挙げる。
・ボディブローの40分。武井日向のインパクト。明大、筑波大撃破までの計画。
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■勝つ=カツのゲン担ぎで今日は、まい泉のヒレカツ弁当でした

■神宮の銀杏並木

(※文中の固有名詞(選手名等)は敬称略とさせていただいております。)
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コメント
コメント一覧 (8)
コメントありがとうございます。
筑波戦は、春夏の課題でもあったボールのある位置への集散が、しっかり改善されていてゲインを切った選手へのサポートや接点への寄りなどが格段に良くなっていました。
筑波の十八番であるモール攻撃も自陣でペナルティをしないという規律を守って、後半の1本だけに抑えたのは、ゲームプランの成功だと思います。
昨年の得点源が個のプレーに偏っていたのに対し、今年はチームプレーでしっかり得点できる形に仕上がりつつあるのは強みだと思います。
キックオフのリスタートプレーや選手間のコミュニケーションを含めて、今後の更なるブラッシュアップに期待したいと思います。
今日は快勝でした。
昨年 FWの突進を筑波にビシッと止められていたのが今年は一変しました。
前傾姿勢が崩れず もぐった選手がドライブして、フォローも昨年より速くなりました。やはり接点での安定により FWはもとよりバックスにも 思い切ったスピードある展開が後半には出ましたね。
ここまでは、春から基本づくりを意識してきたことが成就してるのではないでしょうか。
問題は これが帝京、東海、慶応などにどれだけ通用するかです。さらに早い球出しを可能にしたいですね。
前半 明大陣深くけりこまれたボールの安易な処理でピンチになった場面が2回ありました。逆にけりこまれたボールを「キャーッチ」宣言でとり 即ダッシュしてカウンターに転じた筑波のディフェンスと対照的です。
味方ハイパントを空中で明大��選手が奪取したのは前半36分、久しぶりにみた明治の光景でした。
後半は、夏のテーマ「自主的ミーテイングと試合中のコミュニケーション」の成果で、前半にはない筑波のデイフェンスギャップを突く攻撃がでました。
バックスはタテに斜めに もっとボール保持者は前に出ていいとおもいます。フォロワーの回り込みが大前提ですが。
なにしろ昨年は 帝京戦でも7回はトライをとる局面を造りましたが フォロワーの未達、パワー不足もあり 成りませんでした。
「15人は一人のために 一人は15人のために。」
それには 相手陣形 味方陣形のなかに位置する自分自身のポジショニング移動ですね。
残念ながらTV観戦でした。
現場のフィジカルファイトの音を聞きたかったです
修正の戦略的な考え方は今までになかったもののように思えます。
セットプレーの不安定面は消えていないように見えました
絶対的な自信のものであるという事を練習を持って完成してほしいと思います
選手の皆様は、かなり意思統一が成されたように思いました
80分走り切る明治
良いチームに仕上がっているようですね
楽しみです
一戦一戦強くなって欲しいものです
くまちゃんの観戦記毎回楽しみです!
私も久しぶりに秩父宮で観戦しました。
管理人様のような冷静な判断ができず、特に前半はかなりイライラ。明スポにもレポートがアップされていて、前半は敢えて選択した戦い方だったとは全くわからず、、、。
そういう点では、監督、コーチ、選手ともしっかりしたプレーぶりだったのですね。
ただ、前半3Tのうち2つは防げたはず。目標はあくまで優勝と考えると、ミスからの失点は減らさないとと思います。ラインアウトも精度を上げて欲しいし、中途半端なキックで敵ボールになるのも課題かと。
2人の1年生は良かったですね。3列の仕事ぶりは昨年より数段上でしょう。
怪我人、出番のない1年生も含めて、特にBKはどのポジションも激戦区で頼もしいところ。
これからの試合にも期待してます。
こんにちは。コメントありがとうございます。
前半は、関係者のコメントから察するにゲームプランだったように思えます。
筑波が慶應戦で苦しんだセットプレーの不安を回避するため、ボールをタッチに蹴りだすプレーを抑えていたためスクラムの回数自体も少なかったように感じました。
スクラムについては、この試合だけでは判断できませんがトライを取るまで押せなかったのは筑波が工夫して組んでいたのかなと思いました。昨年も早稲田戦からスクラムが悪くなったので、今年は質の高い練習に期待しています。
選手の評点については、素人ファンにつき人を評価するのはおこがましいという理由から、誰のプレーが良かったくらいしか書けないと思います。
ご了解ください。
ところで選手個人の評点をつけたりはしないのですが?単純にどう感じたかみてみたいのですが。。
後半 バックスに展開したのが良かったです
数年前にだと前半と同じような攻撃で
筑波にやられたかも!
しかし前半はイライラさせられた!
スクラムの回数すくなかったけど
もう少し押したい
ハーフのキック精度が少し悪かった
慶応は一つのミスが命取りになる。