試合結果
■明治A 28 vs.33 慶應A・ラグビー部 課題見つかる80分間 ディフェンス噛み合わず慶応に惜敗!/招待試合
・慶應義塾大学A戦を終えて
観戦メモ
今日は成田での試合。成田ラグビーフェスティバルと銘打ったイベントの招待試合でした。今回のイベント、かなり力が入っていて、別途まとめたいと思いますが、非常に良いイベントでした。
成田市が、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会及び、2019年ラグビーワールドカップのキャンプ地等のメガスポーツイベント関連の海外チームの誘致活動に取り組んでいるという背景もあり、地元のラグビー協会や自治体がしっかり準備して成功させようという意欲を感じました。
さて試合は、前半から明治が苦戦。
前に出る慶應のディフェンスに終始苦しみ、対して、明治は"受け"のディフェンスで何度も慶應にゲインを許す。相手のアタックを待って止めるというようなスタイルで、密集サイドをスコンと抜かれたり、相変わらず、ダブルタックルに入らなかったり、入るのが遅かったりでボールをつながれる。自身が観戦した流経大戦に比べると元気がないというかプレーが淡泊。相手ラインアウトをまったく競る様子もないし、ブレイクダウンにも激しさがない(阮さん、もっと厳しくお願いします)。ボールのある地点への集散も遅いからサポートプレーにつながらない…などなど。
相手のアタックを待って止めるディフェンスだと動きや癖がわかってしまい、抜かれやすい。明治は両CTBやFLの刺さるようなディフェンスが必要。今日は相手の動きに合わせすぎていたというか、見ながら対応して抜かれていたという印象です。特にサイズの無い選手にも容易にゲインを許すなど、相手側から見たら突破しやすい陣形とディフェンスの対応だったということでしょう。
慶應に3トライを献上して、前半を0 vs.21で折り返す。なんか昨年の対抗戦の焼き直しのような展開。明治は、スクラムのみ優勢で相手ボールを奪ったりペナルティを得たりで、そこで何度か危機回避をしていた。
前半は、明治は相手陣でのスクラムでトライを狙いに行って取り損ねたり、ラインアウトミスでチャンスをつぶしたりと、明治の攻撃の時間がなかったわけではないが、ここぞの集中力を欠いていた印象でした。
後半は、選手交代で明治の動きが良くなった。堀米、安部のHB団に交代してスピードアップ、リザーブメンバーも全員投入しての総力戦。
WTB山崎が何度も突破、山村のスピード感抜群のランで大きく相手陣に入る。連続攻撃から山沢が2トライを取った。その後も、明治のリズムになって渡部のトライ/GK成功で同点に追いつく。
惜しむらくは、直後の慶應キックオフのリスタートプレーの対応。明治は、あっさりタッチに出して、明治陣の慶應ラインアウトからつながれて慶應にトライを与えた。これが決勝点。
ディフェンスがワークしないのはチームとしてはわかっていたのに、ボールのポゼッションを切ってしまったのが敗因かなと思いました。後半あの大事な時間帯で、相手に簡単にボールを渡してはダメでしょう。守れないのなら、相手にボールは渡さない。
ラストは、明治が逆転を狙って攻めるものの、ノックオンでノーサイド。
前半の取られなくても良いようなトライの失点が多すぎましたね。
まとめ
負けても影響のない試合ですから、気にしないです。リベンジは11月です。今日は、とってもわかりやすくてクリアな課題がチームとして共有できたはずです。ディフェンスはもっと前に詰めるようなスタイルが見たいし、一発で倒すようなタックル、倒せなくても2本目がしっかり止めるようなタックルにスキルアップしてもらいたいです。きっとシーズンインまで仕上がると信じていますが…。
スクラムは安定して組めるのはわかりました。その先のプレーでどう確実に得点にしていくのか、精度が上がるとなおチームの強みとなると思います。
心配なのは、メンバーが少し変わるとチームの雰囲気やプレーのカラーも変わってしまうこと。この不安定さをシーズンインまでに解消していってもらいたいと思います。
山沢君、2トライおめでとう。ただアタックやキックでもっと見せ場を作れたと思います。徐々に試合経験を重ねながらチームに慣れると思うので、じっくり頑張ってください。
暑い中、選手やスタッフの皆さん、お疲れさまでした。
フォトギャラリー
■今日は、前田君がゲームキャプテン


■他のアタックでも見られましたが、明治は味方のサポートが少なかった…













■主将、副将を欠いた明治。この2人の復帰はいつになるのだろうか。

(※文中の固有名詞(選手名等)は敬称略とさせていただいております。)
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コメント
コメント一覧 (2)
心温まるメッセージが、私のブログの糧ともなります。
大学ラグビーは、プライオリティをどう位置付けるかによってピークの作り方も微妙に変わってくると思います。
明治は、慶應や早稲田との"伝統校"対戦に固執せずに、選手権に重きを置けたら、今のディフェンスの現状もシーズンインまでに解消されるのかもしれません。
ディフェンスがワークしたら、弱点が減って強みが増します。
シーズンインまでには、古川=梶村コンビでのソリッドなチームになっていることを願うばかりです。
北島ラグビー祭に代表されるように、明治は愛されているチームです。
あとは強さを取り戻すだけですね。
いつも新鮮で詳細な明大ラグビー情報ありがとうございます。
若かりし頃 ラグビーマガジンをみたりしてたのと比べようもありませんが
隔世の感で いっぱいです。
みにも行かなくても くまちゃんさんの観戦メモで 情景が思い浮かびます。
今年はじめて、北島ラグビー祭の日 流経大戦を観戦いたしました。目に留まったのは 試合開始前 田中新コーチが ラックの飛び込みと 周辺選手のエッジというのでしょうか ぶつかり合いを 反復させていました。
試合で目立ったのは 先発 福田選手でしょうか、フォローのタイミングがすばらしいですね。
ただ、バックスは 前にわずかですが スペースがあっても 抜こうとはせず 横パスで結局 外に回るまでに相手デフェンスに詰められる。昔から明治には そんな傾向があったような。
明大スポーツでは、古川キャプテンは 春のうちに 秋シーズンの 基礎を固めたいとのことですが「まだデフェンスまではやっていないので・・ 」との声も一方では聞こえるのが 気になるところです。
当日は 高橋一総OBの顔や リコーに入った松橋君の父上も 来られていたようで 目の前の試合も優勢で とてもなごやかな雰囲気は 味合わさせていただきました。
くまちゃんさん 今年も いろいろ教えてください。よろしくお願いいたします。