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ついに『北の国から』も"パートワーク"になりました。
"パートワーク"って業界用語なのかな?いわゆるデアゴスティーニやアシェットがやっている毎号パーツ(完成品のパート)を買わせて読者がそれを組み立てて(ワーク)完成させるビジネスモデル。流通形態は書籍ルートが中心で本として扱われていることが多い。
DVDやブルーレイを発売・販売するパッケージビジネスは、今や不況業種と言ってよい。もちろん特定のファンに売れ続けているジャンルもあるが、洋画や邦画を中心に売れなくなっているのは事実だ。
そもそもCD、レコード店が減って、更にお店の映像商品の売り場面積や店頭在庫は激減。ユーザーは主にamazonを中心としたECサイトで購入している。
『北の国から』のような"多巻もの"をきっちり店頭で在庫しているお店はレアだし、そもそも邦画テレビドラマは価格が高いから買いたいと思ったファンしか買っていない。
そこでパッケージとしての最後のチャネルが"パートワーク"形式で書籍ルートでドバッと売るという方式。デロリアンのような組み立てはないが、全巻揃えることに意義があるのだ。
"パートワーク"は、どの商材でも売り上げトレンドの波が定型化していて、当然最初の号が爆発的に売れる(売れれないと始まらない)。初号だけ価格を安く設定して、大量宣伝を打って、店頭で大量に商品をディスプレイして盛り上げる。ここが成功しないと、プロジェクトは失敗だ。あとは2号目以降の下落カーブをいかに緩やかになるようにマスと店頭のプロモーションで頑張るだけだ。
『北の国から』の企画は面白いと思う。今までCD、レコード店の店頭では在庫の関係で出会う機会も少なかったし、そもそも1本当たりの価格も高かったから、そのぶん今日までマーケットでの流通量が少ないので、ポテンシャルがある。それが割安で入手できるし、毎号読み物が付いてくるのが付加価値だ。
『北の国から』は、倉本聰氏が登場人物のキャラクター設定を綿密に行っている。�酥銚渭困�ドラマに登場する時点より前の生まれたころから今日までのプロフィールがしっかりあるのだ。しかもキャラクター全員。
私は『北の国から』は「DNAの物語」と定義づけている。五郎さんが若き頃、女性を妊娠させてしまい"一発屋の五郎"と呼ばれ、その一発屋DNAはタマコを妊娠させた息子の純にしっかり受け継がれている。不倫に走った妻・令子(いしだあゆみ)の不倫DNAは、しっかり娘の蛍に受け継がれている。
なので色んなエピソードをしっかり冊子で作りこんでくれれば、必ずや面白いシリーズになるはすだ。
その目玉が、"倉本聰 書き下ろし連載スタート�酥銚渭� 独占インタビュー! 登場人物一人ひとりの「その後」を五郎さんが語り尽くす!"だろう。これは1巻目を立ち読みしてみたが面白かった。
私は、このDVDマガジンが発売されるに至るまで、日本映画専門チャンネルやBSフジでのHD放送を録画しているので、今から買い集めるのを少しまだ躊躇しているが、まったく揃えていない人にとってはとても良い商品だと思います。